ふたり道三 上

ふたり道三 上

880円 (税込)

4pt

3.5

時は乱世。魔剣・櫂(かい)扇を鍛えた刀工・隠岐允(おきのじょう)の末裔、おどろ丸は乱世第一等の将となるべく、盟友・庄五郎の才知を頼りに、美濃の地に立った。粗暴にして自らの力のみを頼りにしたおどろ丸だったが、庄五郎と出会って「友」を知り、将軍家の寵臣・赤松政則の娘・松姫に思いを寄せ「恋」を知る。野生児にして純な魂の男は、魔剣を手にいかな運命を切り開くか。のちに「斎藤道三」と呼ばれた男の、修羅の人生が始まった……!

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ふたり道三 のシリーズ作品

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  • ふたり道三 上
    880円 (税込)
    時は乱世。魔剣・櫂(かい)扇を鍛えた刀工・隠岐允(おきのじょう)の末裔、おどろ丸は乱世第一等の将となるべく、盟友・庄五郎の才知を頼りに、美濃の地に立った。粗暴にして自らの力のみを頼りにしたおどろ丸だったが、庄五郎と出会って「友」を知り、将軍家の寵臣・赤松政則の娘・松姫に思いを寄せ「恋」を知る。野生児にして純な魂の男は、魔剣を手にいかな運命を切り開くか。のちに「斎藤道三」と呼ばれた男の、修羅の人生が始まった……!
  • ふたり道三 中
    880円 (税込)
    美濃にて乱世の梟雄たらんとしたおどろ丸=長井新左衛門尉を襲った悲運──それは、息子・破天丸の死であった。美濃一の武将となりながら狂気の淵に沈んだおどろ丸を踏みとどまらせたのは、新九郎と名乗る油屋の婿養子である。金の力で武士となり、長井家の寄騎として働き始めた凛々しい若者は、なぜか清爽の気でおどろ丸の心を癒す。この新九郎が息子であり、自らが捨てた「友」庄五郎が人生を托した「梟雄」であることをおどろ丸はまだ知らない──。
  • ふたり道三 下
    880円 (税込)
    内乱が続く美濃。父・おどろ丸こと長井新左衛門尉を「美濃の王」にしようとした新九郎の目論見は、夫を盲愛するおどろ丸の妻・関の方の独断専行により破綻した。大乱続く世で将となるには、父と戦い、情を捨て、「梟雄」となるしかないのだろうか。新九郎の懊悩を断ち切ったのは、なんとおどろ丸その人だった。魔剣・櫂(かい)扇を手にした新九郎は、ついに父と対峙する!「ふたり道三」の意味がついに明らかになる涙と感動の最終巻!

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ふたり道三 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月24日

    文庫になったら読もうと思ってた。さっそく購入。
    (どうやら、すでに新潮で文庫があったみたいだけど)

    おもしろい。
    伝奇小説っていう分野ですなあ。

    そんなにたくさん知っているわけじゃないけど、戦国武将を主人公にして、伝奇小説って、あまりないんじゃないかなあ。
    フィクションを盛り込みにくいというか、...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年02月08日

    斎藤道三を扱った小説は、司馬さんの国盗り物語以来ですが、この本は、エンターテイメントとしての小説なので、歴史を詳しく知りたいという方には、不向きだと思います。
    しかし、読むにつれて、人物のつながりが深くなっていき、また戦国の中での縁や血などについても、上手く描かれていて、楽しく読むことが出来ます。
    ...続きを読む

    0

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