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Posted by ブクログ 2021年07月23日
疎外。本来、自分のものであるはずのものが自分から離れてよそよそしくなる。本来、労働は創造的な活動で、自己実現、人間能力の開花につながる。しかし、ものを生産する手段(労働者)を資本家が握る社会では、労働者は自分の人生や運命を決めることができない。
※疎外の指標(無力・無意味・孤立・自分が自分でないよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月04日
学生時代に読んだ記憶があるのはこの第1巻のみ。今回30年ぶりに再読を思い立ったが、この岩波文庫版が第9巻まであるということを知り愕然とする。みんなよく読むよなあ。以前ホッブスの「リバイアサン」に手をつけたときは第3巻の最初で挫折、しかも今回は優にその3倍以上はある。全巻読破は無理かなと思いつつ、幸...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月07日
「20世紀最大の思想家」とも云われるマルクスの主著。
基本的には「経済学批判」の続きであり、改めて何かをいうことはない。ただマルクスの碩学さには恐れいる限りで、経済学に限らず哲学や文学、はては自然科学に至るまでのあらゆる文献から引用し、説を進めて行く。貨幣には様々な「手段(蓄蔵・支払etc)があるが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月07日
読みたいと思いながら長年躊躇してきた資本論をついに読んだ。まだ1巻だけで、9巻もあると思うと心が折れそうだが、時間をかけても読破したいと思う。
正直もっと硬い本だと身構えていて、確かに古い訳でもあってかなり硬いのだが、資本主義について、マルクスおじさんが分析したことを熱く語っている、その語り口調は...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月07日
資本主義社会の分析を目指し、その最も根本的な要素である「商品」や「価値」についての考察がされている。
私のような、マルクスの考え方に慣れていない人間にとっては、理解に時間がかかると思うが、根本的であるが故に、「よく考えたら当たり前じゃん!確かにそうだ!」となる内容が多い。マルクスの熱い表現(小説のよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月24日
貧富の差は自己疎外により拡大再生産される。
資本主義社会では、持てる者は更に持ち物を増やし、持たざる者は更に持ち物を失う。
この理由を「疎外」概念で説明した。
これはとても明晰な分析だと思う。
働く、否働かざるを得なくなる、というのは、その非自主性故に、
心も体も懐も貧しくなってしまうのだ。
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月23日
難しい。
様々な分野の様々な著作に現れるカール・マルクスという名。
その名を不動のものにした名著である。
しかし、難しいのでこれを読む必要は無い。
他の平易に内容を纏めたものをお奨めする。
マルクスは資本主義が崩壊すると予言した。
先に宣言しておく、マルクスの予言は的中する。
...続きを読む
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