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社会に歪みエネルギーが蓄積しているとき、それは徐々に解消していくのではなく、一気に爆発的に解消する。
それが「フランス革命」(人は生まれながらに差がある→差がない)、「大東亜戦争」(力のある国が力の弱い国を自由にする→国家は平等)という激しい流れとなった。
人と国家を差別する習慣を打破したものが、「フランス革命(で平等となった人)」と、「大東亜戦争(で平等になった国家)」だったのだ―。
片や“英雄”、片や“A級戦犯”と、両極の評価をされているナポレオンと東條英機。
だが、果たしてそれは正しい歴史の見方なのか……?
工学博士が歴史を一つの事象として、冷静な目で検証する、異色の歴史書。
Posted by ブクログ 2018年08月09日
ナポレオンと東条英機 理系博士が整理する真・近現代史。武田邦彦先生の著書。歴史の専門家や研究者は文系出身の人が多くて、歴史関連の本も文系出身の先生方が書いていることが多い。武田邦彦先生の著書。確かに理系博士の武田邦彦先生が書かれた本書は理路整然とわかりやすく整理されていて、とても読みやすくてわかりや...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月01日
武田邦彦による東条論。大東亜会議の存在も知っていたし、東京裁判が勝者による敗者イジメであったことも知っているつもり。しかし東条英機ってそんなに英雄なのかなあ~石原完爾の方が器が大きいと思うのだが。。。。。
東京裁判のA級戦犯の墓が愛知県にあることは知らなかった。東条英機はともかく広田弘毅(福岡県出身...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月23日
歴史が好きですが、最近の面白い傾向としては、歴史学者・歴史を専門とする人以外の方が、歴史上の事件や人物について解説している本がでています。
この本もその一つですが、筆者は最低でも20年間は理系に関する本でお世話になってきた、武田邦彦氏ですが、恐らく歴史に関する本を書いたのは初めてではないでしょうか...続きを読む
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