CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見

CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見

作者名 :
通常価格 1,426円 (1,297円+税)
紙の本 [参考] 1,760円 (税込)
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作品内容

「君の技術を説明してほしい」
ヒトラーは私にこうたずねた。その顔は豚である。
恐怖にかられて目が覚める━━。
ヒトゲノムを構成する32億文字のなかから、たった一文字の誤りを探し出し、修正するという離れ業ができる、その技術CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)。2012年にその画期的遺伝子編集技術を「サイエンス」誌に発表したジェニファー・ダウドナ博士は、またたく間に自分の開発した技術が、遺伝病の治療のみならず、マンモスを含む絶滅動物の復活プロジェクト、農作物の改良など燎原の火のように使われていく様におののく。
豚の内蔵を「ヒト化」し、臓器移植するための実験も行なわれた。
人間は自らの種の遺伝子までも「編集」し、進化を操るところまで行ってしまうのか?
ノーベル賞確実と言われる画期的技術を開発した科学者の唯一の手記を独占出版。
解説・須田桃子(毎日新聞科学環境部記者)

■目次
プロローグ まったく新しい遺伝子編集技術の誕生

第一部 開発
第1章 クリスパー前史
第2章 細菌のDNAに現れる不思議な「回文」
第3章 免疫システムを遺伝子編集に応用する
第4章 高校生も遺伝子を編集できる

第二部 応用
第5章 アジア象の遺伝子をマンモスの遺伝子に変える
第6章 病気の治療に使う
第7章 核兵器の轍は踏まない
第8章 福音か厄災か?

エピローグ 科学者よ、研究室を出て話をしよう

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 理工
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
336ページ
電子版発売日
2017年10月04日
紙の本の発売
2017年10月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年02月11日

    一言で言うと、一般読者向けに書かれた CRISPER Cas9 開発に関する研究紹介+応用技術に対する研究者の見解の構成から成る本。
    個人的には大満足。理由は3つ。
    1)研究紹介なので概要より詳細に技術を理解できる
    2)物語としても面白い
    3)Cas9周辺の専門用語も身につけられる

    CRISPER...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    ダウドナ先生のノーベル化学賞受賞記念。
    これを読んでいると、自分でも遺伝子編集ができそうな気になってくるから不思議だ。
    技術的な側面以外にも、人類のあり方に決定な影響を与えるかもしれない技術と倫理との葛藤についてどんな議論がされているのかということも知ることができる。
    ダウドナ先生も本の中で書かれて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    DNA編集の画期的な技術CRISPER-CAS9を発見したダウドナ氏自身による、その発見の経緯とこの技術をどう活用するのかを問うノンフィクション。
    本書は2017年に発売され、本書の帯にも「ノーベル賞最有力」との表記がありますが、実際にこの功績で2020年にノーベル化学賞を受賞されました。
    本書は2...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    インフルエンザなどの原因であるウイルスというのは遺伝子のかたまりみたいなものです。多細胞生物だけではなく、細菌という単細胞生物に感染するウイルスもあります。細菌にも一度感染したウイルスには感染しないという免疫機構があるのですがその仕組みはなぞでした。本書の著者ダウドナ博士たちはCRISPRと呼ばれる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月01日

    神のハサミ、その名はクリスパーcas9。DNAを狙った位置で切り遺伝子の編集を可能にする。それも高校生程度の知識とパソコンで充分に設計でき、導入するプラスミドと呼ばれるDNA分子は普通に売っている。バイオハッカーが自宅のガレージで遺伝子編集をできてしまうのだ。

    DNAの組み替え自体は自然界で普通に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月03日

    低いコストで精密なDNA配列編集が可能なCRISPR-cas9技術に関する、黎明期からの研究者による解説。

    CRISPR(=Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats)は細菌がファージのDNA配列情報を自身のゲノムに取り込むこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    もう国家がどうだとか考えるレベルではない。数万年先の人類という生き物がどのような生き方をするのかまでをも示す書籍である。語られていること(遺伝子編集)は学術的なことで異論を挟む余地はない。ただし、悪い方向に転ぶと、核兵器並みのインパクトがある技術を地球上にばらまくことになる。本書が早めに翻訳されたの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月10日

    新書なので、専門職以外にもわかるように書かれている。
    この分野に関してほとんど無知だったけれど、1冊読めば概要を掴むことができた。

    CRISPER-CAS9
    遺伝子編集を行うためのツール。
    他の手段で今までもできていたが、このCRISPER-CAS9は簡便で安価なため世界中で遺伝子編集の研究が進ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月26日

    バイオテクノロジーもここまで来たかと驚いた。不治の病や絶滅種の解消に期待が寄せられる一方、モラルハザードも危惧される中、正しい知識を得て、新たなテクノロジーを正しい方向に進めていくための一助となる。

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    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    素晴らしい。私たち人間がオープンエンドな科学的研究を通して、身の回りの世界を探求し続けなければならないというエピローグの著者の思いに共感。

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