機龍警察 狼眼殺手

機龍警察 狼眼殺手

2,090円 (税込)

10pt

経産省とフォン・コーポレーションが進める日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。謎の暗殺者に翻弄される警視庁。だが事態はさらに別の様相を呈し始める。追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは――生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。

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機龍警察 狼眼殺手 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    濃厚な警察&政治ドラマ。

    本来、横糸として”ドラグーン”と三人の操縦者がおり、彼らのウェットなドラマが魅力の一つとなっている。
    しかし、今作はそれなしでも成り立つほど完成度が高い。

    ”ドラグーンの秘密”が核にはなっているが、利権に群がる産業界、政界、そしてその政治的駆け引き、チャイナマネ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月01日

    第一作を読む前のイメージは、「設定がハードめのパトレイバー」でしたが、ごめんなさい、かなりハードでした…からシリーズ第五作(+短編集が一作)。
    龍機兵の出番は無いのか?と思っていたら、…

    (つづく)

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    Posted by ブクログ 2023年09月23日

    機龍警察シリーズ第5作。
    今作は機甲兵装が登場せず、人間同士の戦闘が多く描かれた作品だった。
    特に今作では敵の存在に迫っていくために、特捜部を嫌っている人たちとの協力関係を結び、事件の解決に向かっていくという物語。
    敵に雇われたライザの元同志であるIRFの狼眼殺手と呼ばれるエンダが殺し屋として暗躍し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月13日

    魑魅魍魎の跋扈する世界 それが現代の日本ということを実感させられる圧倒的な描写と、様々な登場人物の思惑が交差する思考が追いつかない程のスピーディーな展開。傑作です!

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    Posted by ブクログ 2023年03月05日

    今回は、経産省が進める国家プロジェクト、その推進役となる外資系インフラ会社と、その利権に群がる政治家、官僚、反社、中国などの暗躍、警察、検察、国税の戦い。内部の階層構造やそこで働く人々の思惑、機関同士の関係性などがとてもよく構築されていて、リアリティ十分。二転三転、伏線回収もアッパレな感じ。警察ミス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月01日

    非常に面白かった!警察小説ファンは必読です。
    読後の幸福感と同時に、残る龍機兵シリーズは白骨街道だけという寂寥感も感じています(202208)
    なので白骨街道は読みたいけど手をつけられません。

    今回は冒頭から特捜批判急先鋒の捜ニ鳥居が「本事案は特捜と合同で」。龍機兵ファンには仰天発言から始まります...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月19日

    お盆休みどうでしたか?

    行動制限なしといってもやはりここまでコロナ感染者数が増加の一途を辿っている中で家でおとなしくしているといった方も多かったのではないでしょうか
    フォローさせて頂いている方たちも家でおとなしく読書という方が多かったようで
    レビューがあがるあがる
    読むのたいへんでしたw

    私は実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月06日

    面白すぎる。
    沖津と姿が好きなんだけど、沖津には底が知れないままでいてほしいから、あまり出番が多くない方が良いし、私生活も見たくないと思ってて、今回ちょっとヒヤヒヤした。
    終盤、いきなり沖津が死にそうな気配を醸して焦ったよ〜。

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    Posted by ブクログ 2021年07月28日

    キモノ戦こそ無いものの、相変わらず骨太なストーリー構成で満足度の高い一冊。緑とライザの心理描写パートで9割くらい相手のこと考えてるし、展開がそれを超えてきて更にびっくり……。あとバンシーの中で眠る緑、実質間接添い寝では???

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    Posted by ブクログ 2020年01月29日

    機龍警察シリーズ、5作目。

    これまで存在さえも不明瞭であった特捜部の《敵》がより形となって現れてきた感じ。現代に置き換えれば5G通信システムといったところか、日中間の一大通信インフラ事業をめぐる経済疑獄に対して、特捜部を始め、捜査一課に捜査二課、組対、公安と、警察組織のオンパレード。そこに国税局な...続きを読む

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