香港の暗黒街九龍城砦でストリートファイトに明け暮れる少年・朝丘剛。独力で形意拳の一つ「崩拳」を身につけた剛は、香港に売られて死んだ母の怨みを晴らすため、日本へ密航を図る。船内での労役に耐え、上陸した少年を待っていたのは、横浜中華街の老人・劉栄徳だった。劉より中国武術の極意「功夫」を学んだ剛は、今、復讐の鬼と化す。入魂の格闘小説、待望の新装版!

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公文庫
ページ数
509ページ
電子版発売日
2017年08月25日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • iOS
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  • ブラウザ
  • DB50
  • 孤拳伝(一) 新装版
    通常版 1巻 864円(税込)
    香港の暗黒街九龍城砦でストリートファイトに明け暮れる少年・朝丘剛。独力で形意拳の一つ「崩拳」を身につけた剛は、香港に売られて死んだ母の怨みを晴らすため、日本へ密航を図る。船内での労役に耐え、...
  • 孤拳伝(二) 新装版
    通常版 2巻 820円(税込)
    母の仇を討ち、ようやく横浜に戻った朝丘剛は、マリアが消えたことに大きなショックを受ける。飯場で無為な日々を送る剛に声をかけたのは、またしても松任組の組員だった……。異形の強者たちが集まる「闇試...
  • 孤拳伝(三) 新装版
    通常版 3巻 842円(税込)
    狂犬のように戦いを渇望し、闇試合で並みいる強敵を下して無敗を誇った朝丘剛。だが、恩師にして中国武術の達人・劉栄徳の前になす術なく敗れる。なぜあの小柄な老人に勝てないのか? 彼我の功夫にいかな...
  • 孤拳伝(四) 新装版
    通常版 4巻 820円(税込)
    宗陵元との深夜の死闘を演じた朝丘剛は、熱も冷めやらぬまま神戸を後にする。劉栄徳、由佐肇――二人の達人を破るべく武者修行を続ける剛。漂泊の星の下に生まれた男に安住の地はない。岡山に美作竹上流の本...
  • 孤拳伝(五) 新装版
    通常版 5巻 972円(税込)
    剃髪の剣豪、高松孝道に自分の脆さを指摘された剛は、迷いを振り払うべく真剣の孝道に勝負を挑む。その頃、剛を巡る松任組と劉栄徳の対立は松原弘一と宋陵元の決闘に発展。経験の乏しい弘一の勝算は如何に…...

孤拳伝(五) 新装版

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Posted by ブクログ 2018年04月10日

最終巻。剛が武道家としてどのような道を進むのか……よりも、個人的には緋田と蜂須賀のやりとりが、この孤拳伝シリーズの骨子ではないかと思いました。

現代という平和な世の中における武道の存在意義。「孤拳伝」の中で、いつの頃からか問われ始めたその課題。

剛はその出生からか、殺伐とした修羅道をかいくぐる手...続きを読む

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孤拳伝(四) 新装版

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Posted by ブクログ 2018年02月13日

今回も三巻と同様、蜂須賀の「覚醒」ぶりにシビれまくり。以前はまさに修羅や鬼のような男だったのに、今や菩薩のような印象すら受けます。

対する剛は過去の蜂須賀そのもので、二人が相対する場面では、気づけば人間としても武道家としても成長した蜂須賀の方に肩入れして読んでいました。

その理由はおそらく、天才...続きを読む

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孤拳伝(三) 新装版

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Posted by ブクログ 2017年11月29日

二巻では剛以外にも蜂須賀、冥道といった武道家が登場し、そして全員が武道に「力」のみを求めている姿が描かれていました。この三巻では、彼らが武道に「力」だけでない何かを見出す様が描かれているように感じました。

特に蜂須賀の変貌ぶりが目覚ましく、主人公である剛の話よりも興味深く感じました。仕合に勝利した...続きを読む

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孤拳伝(一) 新装版

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Posted by ブクログ 2017年08月10日

漫画「拳児」を想起させられる、中国拳法を使う少年が主人公の格闘小説。あちらは八極拳がメインの使い手でしたが、本作主人公は形意拳の使い手。しかも、郭雲深ほぼそのまんまの来歴という設定は……個人的に大好物すぎてワクワクして読み進められ、五百ページくらいあるのに一日で読み切ってしまいました。

格闘部分の...続きを読む

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孤拳伝(二) 新装版

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Posted by ブクログ 2017年10月12日

一巻ですっかり魅せられてしまった格闘小説の第二巻。前作と変わらずテンポの良い文章で、小説を読んでいるというより、良い意味で漫画を読んでいる感覚で楽しめました。

ただ、この巻はバトル一辺倒でやや単調な印象。もう少し変化やバリエーションに富んだ展開が欲しかったかも。

そういう点では剛の話より、マリア...続きを読む

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