デーミアン

デーミアン

748円 (税込)

3pt

些細な嘘をついたために不良に強請られていたエーミール。だが転校してきたデーミアンと仲良くなるや、不良は近づきもしなくなる。デーミアンの謎めいた人柄と思想に影響されたエーミールは、やがて真の自己を求めて深く苦悩するようになる。少年の魂の遍歴と成長を見事に描き、世界中で“悩める若者たち”に読み継がれる青春小説。

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デーミアン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月08日

    真の自分になるために己の道を歩く
    試行錯誤して己の道を行くことが人生
    でも真の自分になれた人はいない
    人類皆兄弟だから分かち合うことはできる、でも自分を解き明かせるのは自分しかいない
    序章のこの考えが面白くて何度も読み返したくなる
    アブラクサスやカインとアベルの話で宗教を学ぶことの面白さを見出した
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    Posted by ブクログ 2023年06月16日

    これは自己実現の過程を赤裸々に語った貴重な物語。ユングの心理学について知っていればかなり面白いと思う。
    全て物語としても読めるけど、無意識の領域やアニマ、グレートマザー、影とかそういうものと登場人物を読み替えていく楽しさ…村上春樹も凄いと思ったけど、こんな風に無意識そのものをテーマに自己との対決から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月09日

    50年ぶりに読んだ。全く忘れている。少年向けの簡略本だったのかもしれない。ドイツの作家だとは思っていなかったのかもしれない。ドイツでもこの本のことは全く頭に浮かばなかった。光文社版は文字が大きくて読みやすい!新聞で青年期に読む本だと書いてあった。

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    Posted by ブクログ 2021年05月27日

    インド哲学や東洋哲学に最近心を奪われており、尊敬するヨガの先生がヘッセとくにデミアンを勧められており読みました。善悪が同居する神が出てきたりと、対となる二つのもの(善と悪、光と闇のように)を平等にとらえるインド哲学の考え方が根底に流れる物語でした。デミアンをはじめ、デミアンの母エヴァ夫人、ピストーリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月12日

    この本を通して読むのは初めてのことではありません。
    大昔にふとしたきっかけで手に取って、私にとって最も大切なもののひとつになった本です。
    文章そのものに漠然とした大きな時間が内包されていて、本を読んでいる間に時間が過ぎるという当たり前のようなことの中にそれ以上の時間、人生といっていいようなものを感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月29日

     私は、自分を壊してまで自らの心を覗き込んで、向き合って、探究する必要はないと思っているけれど、たとえ苦くて辛くても自分と向き合う時間はかけがえのないものだなって、改めて思わせてくれた小説。

     ぱっぱと読んじゃうのには勿体なくて、少しずつ少しずつ読んでいくのがいいかなって、個人的には思った。

     ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月05日

    日々様々な雑念に惑わされ、本も自分が読みたいものから、世の中で話題になっているもの、仕事で読んだ方が良いもの、と常時10冊以上読むべき本を抱えている。で、「これは本当に読んで良かった」と思えるものは10冊に1冊くらいである。
    で、この『デーミアン』を読んで、古典的名作というものはハズレない、読む価...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    WEBで無料公開されていたので再読。高校時代に読んでから何十年もたつのにやっぱりヘッセは好きと再確認。

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    Posted by ブクログ 2023年01月20日

    元々燻っていたシンクレアの内面がデミアンと出会うことで触発されて成長し、変化していく。
    級友に陶酔していた(今もしているかもしれない)自分とシンクレアが重なった。
    そして大衆に流されず、孤独になることが多くても自分の運命を探す強さは心に留めるべきものかもしれない。
    あと聖書や哲学にに精通しているとさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    自分の魂と繋がり生きることが大切、しかしそれにはさまざまな苦難が待ち受ける、それでもそうやって生きていくしかない。
    少年愛っぽいシーンもありますが。

    この訳はとても読みやすかった。

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