「己れを尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し」--。偽りのない人生を生き、そして死んでいった西郷。その言葉は、新政府への批判を含みながら、国家や為政者のあるべき姿を示し、人として広い度量と高潔な精神を持つ必要性を説く。「敬天愛人」に代表される西郷の遺訓四一条と追加二条すべてを、原文、現代語訳、くわしい解説で丁寧に読みとく。大きな文字で多くのふりがな付し、読みやすくなった新版。略年譜・読書案内付。

【もくじ】
遺訓
    一   徳懋んなるは官を懋んにし、功懋んなるは賞を懋んにする
    二一  敬天愛人
   三二 人の意表に出て一時の快適を好むは、未熟の事なり  …など
解題
西郷隆盛略年譜
読書案内

※本書は、角川ソフィア文庫『ビギナーズ 日本の思想 西郷隆盛「南洲翁遺訓」』(平成十九年四月刊)を一部加筆・修正のうえ、改版したものが底本です。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川学芸出版
掲載誌・レーベル
角川ソフィア文庫
電子版発売日
2017年07月25日
紙の本の発売
2017年07月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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新版 南洲翁遺訓 ビギナーズ 日本の思想

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月05日

岩波文庫版を持っていたが、全然読めないでいた。今回、現代語訳と解説のついた本書が出版されていることを知り、さっそく手に入れて、読んでみた。西郷の人柄がとても伝わってくる非常に面白いものだったというのが感想である。知力だけではだめで徳もなければだめだとか、とても心に残る分かりやすい遺訓であると思う。貧...続きを読む

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新版 南洲翁遺訓 ビギナーズ 日本の思想

Posted by ブクログ 2018年03月06日

「 南洲翁遺訓 」 100分de名著 より。敬天が 西郷隆盛の思想を理解するポイントだと思う。西南戦争の動機、西郷隆盛が目指した政府、国家、天皇の姿が見えてくる

敬天の意味
*天=私心でないもの
*人を相手にせず、天を相手にせよ→狭量な人間社会にこだわるのでなく 広大無辺の天を相手にせよ

西郷隆...続きを読む

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