眠狂四郎無頼控(一)(新潮文庫)

眠狂四郎無頼控(一)(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

徳川二百年の泰平が文化・文政の爛熟を生んで、人情、風俗ともに頽廃した江戸を舞台に、異端の剣客眠狂四郎を登場させ、縦横無尽の活躍を描く。ころび伴天連が大目付の娘を犯して生ませた混血特有の風貌で女をひきつけ、しかも平然と犯し、異常の剣“円月殺法”をふるって容赦なく人を斬る。昭和31年「週刊新潮」の創刊とともに登場するや大反響をまき起した著者の代表作である。

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眠狂四郎無頼控(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • 眠狂四郎無頼控(一)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    徳川二百年の泰平が文化・文政の爛熟を生んで、人情、風俗ともに頽廃した江戸を舞台に、異端の剣客眠狂四郎を登場させ、縦横無尽の活躍を描く。ころび伴天連が大目付の娘を犯して生ませた混血特有の風貌で女をひきつけ、しかも平然と犯し、異常の剣“円月殺法”をふるって容赦なく人を斬る。昭和31年「週刊新潮」の創刊とともに登場するや大反響をまき起した著者の代表作である。
  • 眠狂四郎無頼控(二)(新潮文庫)
    781円 (税込)
    江戸を出て、京・大阪に旅する狂四郎に絶え間なくふりかかってくる剣難と女難――。脂粉の香りに包まれた柔肌を欲情に燃やす将軍家斉の娘高姫。柳生流剣法を使い、執拗に狂四郎を襲う公儀直参の御庭番たち。死地に立った時の虚無感の中で鋭く冴えわたる円月殺法……。狂四郎をめぐる事件は、いよいよ凄絶と妖艶を加えるが、奇想天外の活躍で次々と解決してゆく。
  • 眠狂四郎無頼控(三)(新潮文庫)
    781円 (税込)
    狂四郎に挑戦し、その高慢の鼻をみごとに打ち砕かれた高姫の指嗾(しそう)する覆面の男たちによって捕われの身となった病躯の狂四郎が、地下牢で公儀勝手方組頭の兵堂掃部(かもん)から聞いた奇怪な事件……。六十貫の輸入金のありかを記した二枚の薄い玻璃を眼にはめ込まれ、一夜のうちに盲目になった娘……。江戸市中に連続して起る怪事件に巻き込まれて妖気と殺気を呼ぶ狂四郎――。
  • 眠狂四郎無頼控(四)(新潮文庫)
    781円 (税込)
    霊魂呼出しに事寄せて大目付小笠原帯刀に怨みをはらそうとする修験者念々堂と奇術の名手胡蝶斎師弟の戦い。桂離宮から出奔した桂宮明子内親王を将軍家斉に与えるのに必要な贋の勅状を作るため、本丸老中の寵臣土方縫殿助が盗ませた天皇御璽をめぐる忍者の暗躍。息づまる危機に登場しては鬼神の技をみせる狂四郎は、江戸を離れて、四年ぶりに信濃路へ旅立ってゆく……。
  • 眠狂四郎無頼控(五)(新潮文庫)
    737円 (税込)
    贋狂四郎に扮し、あらゆる奸策を弄して狂四郎に挑戦する甲賀忍組第三番を筆頭に、次々と出現する忍者たち。公儀隠密中随一の使い手白鳥主膳を交えた三つ巴の戦いが展開する。土方縫殿助と、その幕下の数十名に囲まれて疾風の剣技をみせる狂四郎……。こうした死闘が連続する中にあって、狂四郎を命がけで慕い続けてきた可憐な女性・美保代が静かに息を引き取った。
  • 眠狂四郎無頼控(六)(新潮文庫)
    924円 (税込)
    一年ぶりに江戸に帰った狂四郎は、ふとした行きがかりで、阿波蜂須賀家の内紛にまきこまれ、四尺余の長刀で狙う恐るべき剣客野々呂甚内との対決がはじまる。淡路人形一座を登場させた新しい構想のもとに、狂四郎の宿命的な死闘を展開する本巻は、圧倒的な読者の支持を得た正編に引続き「続三十話」として発表されたもので、“狂四郎シリーズ”は以後20年間にわたって書き継がれた。

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眠狂四郎無頼控(一)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年06月23日

    何と言っても無頼控。シリーズ全部読みましたが、やっぱり最初のシリーズが一番面白い。美保代様と狂四郎さんの何とも言えないすれ違いとほのかな交情が、切なくてたまりません。大好きです。

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    Posted by ブクログ 2010年08月16日

    週刊誌に連載されていただけあって、
    テンポもいいし、とても読みやすい。

    残念ながら、現在、発行されている週刊誌において、
    連載小説を読もうとは思わないのだけれども、
    この作品だったならば、読んでいただろう。

    眠狂四郎という主人公は架空の人物だけれども、
    教科書にも出てくる水野忠邦のように、
    実在...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    1−6巻あります。100話までが特に秀逸です。
    中学生時代のマイアイドル。
    一話完結なのですが、全部あわせると大きな流れがあるという…。これを週刊誌に連載した柴錬って,天才!
    文章力がある方なので、一文一文が読み応えあります。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ちょっとは語彙を増やそうと思って江戸っぽいものを適当に手に取ったw眠狂四郎の円月殺法でスカっと読める娯楽小説!ちなみに著者は支那(!)文学科卒。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    柴錬です。恐ろしく気障な台詞も許せてしまう眠狂四郎氏に魅せられます。不器用な彼の生き様に手を差し伸べたくなります。

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    Posted by ブクログ 2017年07月05日

    非常に渋いなぁ
    作者は本当に天才だなと思った。この独特なかっこよさ。
    まるで、人物がそこにいるかのようで、生きて会話をしているかのような小説は、初めてだ。
    それだけ、作者が、その哲学的な生命感を設定しているように思った。哲学的で深い。
    西洋の詩が好きなのもよくわかる。

    この時代に生まれた人は、これ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月05日

    やっと第一巻読み終わったぁ~\(^o^)/
    やっぱ原作を読むと、人物背景、人物関係がわかって面白い(*^^*)
    これで、もう一回舞台のDVD観たら、きっと観方が変わってくるんだろうな(*´∇`*)

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    Posted by ブクログ 2012年07月31日

    徳川二百年の泰平の世に一人の異端剣客が江戸の街を縦横無尽に活躍していた。
    剣客の名は眠狂四郎。
    混血の風貌を持ち異端の剣『円月殺法』で火の粉を払うように容赦なく人を斬る。

    とても面白かった。正義一辺倒ではない主人公の設定も良かったと思います。
    徳川幕府の力が弱まりつつある泰平の世で江戸のあちこちに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月28日

    眠狂四郎を知ったのは『じゃりン子チエ』(ヨシ江はん、雷蔵)。
    時代物を読むのは初めてか。剣戟のシーンが多いのかと思いきや、
    無敵の円月殺法であっさりと。
    暗く重い生い立ちを背景にニヒルさに囚われているようで
    人を斬ることでさえ自分に意味を与えてくれるかのように
    わが身に降りかかる恨み憎しみだけでなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月23日

    GACTの舞台を見る為の予習に読んだ。
    柴田錬三郎を初めて手にとった。眠狂四郎という浪人がバテレンを憎み、悪人征伐の短編集。

    0

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