無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
予言を的中させるトッド理論、初めての本格解説書!
ソ連崩壊、リーマン・ショック、アラブの春、英国のEU離脱、トランプ当選……など
「予言」を次々と的中させ、世界中で話題を集めている フランスの人類学者エマニュエル・トッド。
なぜ、トッドの予言は的中するのでしょうか?
明治大学で人気の、鹿島茂教授の「トッド入門」講義を書籍化!
大胆な彼の発言を支える理論をわかりやすく解説します。
「あらゆる問題は、トッドの家族システムという概念で説明ができる! 」と、
鹿島教授が世界史の有名事件、混迷する世界情勢や社会問題、そして現代人の悩みまで紐解いていきます。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
人類学者エマニュエル・トッドの理論を著者がわかりやすく解説した本。4つの家族類型(直系家族、絶対核家族、共同体家族、平等主義核家族)をベースに各国の特徴を分析する。それに加えて、識字率と出生率もポイントとなる。それによると、男性の識字率が50%を超えると社会変革の気運が生まれ、女性の識字率が50%...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月27日
エマニュエル・トッドは、フランスの歴史人口学者・家族人類学者。1976年に、10-30年以内にソ連の崩壊を人口統計学的な手法で予想し、注目された。ソ連は実際に1991年に崩壊した。
筆者の鹿島茂は、仏文学者で、明治大学教授。専門は19世紀のフランス文学。トッドの理論についての明治大学での講義や演習を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
トッドの家族人類学を基に、歴史と現代社会の背景を説明しようとするもの。特に、日本の直系家族の成り立ちと、その歴史を扱った章がおもしろい。新書なので内容は深くないが、トッドの家族人類学の奥深さは十分に伝わってくる。
中国の華北地方では、春秋戦国時代に直系家族が成立していた。直系家族は横に連帯して大き...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月31日
社会情勢や過去の事件などを、人口構成や家族構成、女性の識字率から類型化した主に4つのパターンから説明する。非常にシンプルで、納得感があり、魅力的な説。あまりに見事なので、反証を探さないと、と思う怖さがある。もう少し読み進めよう。
著者のエマニュエル・トッドは、先輩から飲み会で教えて頂いた。酔うと忘れ...続きを読む
エマニュエル・トッドとはこういうことを言ってる人なのか!ということは十分に分かりました。
でももっと理解するには、熟読するか、図解などを添えてもらいながら書いてある本の方が良いのではないでしょうか!?
Posted by ブクログ 2017年07月08日
ネットで見かけて。
いろいろと考え方が面白かった。
エマニュエル・トッドがもともと人口統計から出発した学者で、数字が全てで数字に語らせようとしたところから始まったとか。
人類が多産多死型社会から少産少子型社会、厳密に言うと少死化がはじまり少産化が起きる、その要因は識字率、とくに女性の識字率のアップ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。