無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
ニュートン力学のあとを受けた18~19世紀は、熱をめぐる世紀となった。なぜ熱だったのか? 本書は、科学者・技術者の実験や論理を丹念に原典から読みとり、思考の核心をえぐり、現代からは見えにくくなった当時の共通認識にまで肉薄する壮大な熱学思想史。迫力ある科学ドキュメントでもある。後世が断ずる「愚かな誤り」が実はいかに精緻であったかがじっくりと語られる。新版ともいえる全面改稿の全3巻。第1巻は、熱の正体をさぐった熱力学前史。化学者ラヴォアジェが熱素説の下で化学の体系化をなしとげ、より解析的に熱を取り扱う道が拓かれるまで。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2010年01月04日
熱とは何かという難しい問題をめぐる科学史の研究書です。読み進めるのはなかなか忍耐力がいりますが、やっと1巻を読み終えました。ガリレオによる機械的熱運動論からはじまり、ボイルの粒子哲学と熱運動論、ニュートンの引力斥力による熱の説明、ニュートンのエーテル論の受容を境にした熱物質論への転換などが一つの区切...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月15日
「重力と力学の世界」につぐ書籍で、熱力学を学ぶ、物理学、電気工学、機械工学、化学などの学生にはぜひ読んでおいてほしい背景知識である。
本書では、自然科学の発想のきっかけがつかめるかもしれない。
高校、大学の理科系の授業は、結果しか教えないので、おもしろくないと感じる人もいるだろう。どういうきっか...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月04日
2008/12/25 セブン&yに注文
2008/12/27 届く。
2015/9/18〜10/4
元駿台生にとってはカリスマ教師である山本義隆大先生の著作。今回は熱力学の哲学的なお話。第1巻は古代からラボアジェまで。浅学で知らなかったが、ロバート・フックがボイルの弟子だったとは!難しいが面白い。...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。