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Posted by ブクログ 2013年09月20日
この本は3年前に読むべき本だった。3年前に読んでいれば間に合っていたかもしれない。読後はまずその後悔の念が先に立ち、そして涙した。良い本に出会うことは、それなりにあることだけど、良い本に良いタイミングで出会うことはめったにない貴重なこと。今回は良いタイミング出会えなかったけれど、これから良いタイミン...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月16日
ラストは分かっていても、苦しまずに読み切ることはできない本。
結局は自分を欺瞞していないか、自分を切り売りしていないかということに尽きるんだけども。
そうしていると自分がなくなってしまう、人間社会はそういう危険に満ちている。
ハッピー(セールスマンの息子、次男)が父と同じ生き方を決意するところも哀し...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月06日
舞台を観たことをきっかけに、本気で読みました。
歳を重ねたせいか、ウィリーも、リンダも、ビフもハッビーも、なんだかまずいなあと思いながら読みました。ウィリー→ハッピー→リンダ→ビフの順にまずい…
でも、若い頃はそのまずさに気づかなかったし、この話の深さがわからなかった。
誰が悪いわけでもなく、現...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月29日
第二次世界大戦後のアメリカが舞台。60代なかばの父親がセールスマンのしごとを首になり、自分の息子に夢を全て託すも、息子は定食が定まらず女遊びにかまけている有様。成功した兄や幼かった息子の輝かしい未来を夢見ていた時代を幻覚し、独り言が耐えない。
最後、自分の死の保険金を息子にやれば、自分の成功した息...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月08日
ある男の敗残の人生を酷く赤裸々に映した傑作戯曲(名作!)。読者は(あるいはその舞台の上に観客は)哀れで惨めな蝕まれたような主人公に、またはその息子たちに自分の似姿を見つけることだろう。苦々しい思いがこみ上げてくるのは突きつけられた現実(人生の無惨)を生々しく呼び起こさせるから、ごまかしを払って敗北の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月23日
社会に出て働いていれば、読んでいて不安になるような内容。
ずっと自分は一人前にやってきて、成果を上げてきたと思っていたのに、振り返ってみたら自分の人生は空っぽだったと気づいたとき。それが若いうちならまだ救いはあるかもしれないが、晩年であったとき。その時感じる絶望は恐ろしいものがある。
しかし、な...続きを読む
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