江戸広しといえども、これ程の女はおるまい。
北町奉行が唸る「才女」
旗本の娘音乃は夫も驚く、機知にも優れた剣の達人。
知り合いの娘の「相対死」に、凄腕同心の夫とともに、下手人を追うとき突然……。
巽真之介は北町奉行所きっての凄腕同心で「閻魔の使い」とも呼ばれていた。その鮮やかな十手捌きと悪人に対するのとは全く違う江戸町民への優しい眼差しに、旗本の娘音乃が惚れる。女だてらに剣術や柔術にも秀でた男勝りの娘だったが、結婚してからは内助の功を尽くしていた。ところが知り合いの娘の不審死に、夫と下手人探しに奔走、音乃の機知が冴えるが……!?
Posted by ブクログ 2019年01月04日
沖田正午さん、初読みです。出会って良かったです。「閻魔の女房」、北町影同心シリーズ№1、2016.1発行です。江戸の町にスーパーガールが現れ、閻魔の別名を持つ凄腕北町同心の巽真之介23歳と夫婦に。その名は音乃、旗本の三女、18歳。美人で利発で剣術・薙刀・柔術の武芸まで。夫は捕物のとき、持病の頭痛で命...続きを読む
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