やさぐれ大納言 徳川宗睦

やさぐれ大納言 徳川宗睦

715円 (税込)

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「おれはやさぐれ者だ。惚れれば身をもち崩す」──深川の場末の居酒屋を切り盛りするお駒に頬を寄せられ、そう囁くのは黒羽二重を着流し、徳田宗之助と名乗る浪人者。ところがその正体たるや、御三家筆頭、尾張家九代藩主にして従二位大納言徳川宗睦、その人であった!宗睦は自由の利かない大名生活に我慢できず、影武者を置いて上屋敷を飛び出していた。だがそのお陰で、附家老や作事奉行が、木曽檜の値の吊り上げに加担している事実を知る。陰謀の黒幕は幕閣にも及び、これに危機感を募らせて町に現れた一橋治斉も宗睦に協力。次期将軍候補の若き二人が、江戸のため、国のため、正義の剣をふるう!尾張藩中興の名君が市井で悪事と闘う、期待の新シリーズ、開幕!!

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やさぐれ大納言 徳川宗睦 のシリーズ作品

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  • やさぐれ大納言 徳川宗睦
    715円 (税込)
    「おれはやさぐれ者だ。惚れれば身をもち崩す」──深川の場末の居酒屋を切り盛りするお駒に頬を寄せられ、そう囁くのは黒羽二重を着流し、徳田宗之助と名乗る浪人者。ところがその正体たるや、御三家筆頭、尾張家九代藩主にして従二位大納言徳川宗睦、その人であった!宗睦は自由の利かない大名生活に我慢できず、影武者を置いて上屋敷を飛び出していた。だがそのお陰で、附家老や作事奉行が、木曽檜の値の吊り上げに加担している事実を知る。陰謀の黒幕は幕閣にも及び、これに危機感を募らせて町に現れた一橋治斉も宗睦に協力。次期将軍候補の若き二人が、江戸のため、国のため、正義の剣をふるう!尾張藩中興の名君が市井で悪事と闘う、期待の新シリーズ、開幕!!
  • やさぐれ大納言 徳川宗睦 御三家の危機
    715円 (税込)
    深川の居酒屋に住まい、尾張藩の軽禄の次男坊、徳田宗之助を名乗る浪人風情の男──。だがこの侍、尾張は尾張でも、その大守、九代藩主で大納言、徳川宗睦であった!宗睦は、大層な身分で自由ままならぬ生活から抜けだし、江戸の町を悠々自適に闊歩していたのだった。昨今、江戸で大豆の値が高騰している事実を知った宗睦。その原因が、老中田沼意次、意知親子が両替商と結託した悪企みであると判明し、義兄弟の一橋治済と計って掃討に乗り出す。だがこの陰謀、実はもっと底が深く、尾張家を水戸家とともに御三家から格下げし、権威を奪い取ろうとする田沼の奸計であった。家康公以来の格式と庶民の安寧を守るため、次期将軍候補、徳川宗睦の剣が冴える、人気シリーズ第二弾!!
  • やさぐれ大納言 徳川宗睦 大江戸災難
    693円 (税込)
    縁日でにぎわう深川八幡宮の甘味処で、ひとりの侍が呑気に甘いものをぱくついている。ところが、居酒屋に居候し、尾張藩の下級武士、徳田宗之助を名乗るこの浪人風情の男こそ、御三家筆頭、尾張九代藩主にして従二位大納言、しかも次期将軍の呼び声も高い徳川宗睦であった。ふだんは町歩きを楽しむ気ままな殿さまであったが、そんな宗睦を激高させる出来事が起こる。尾張家を目の敵にする老中・田沼意次が貿易商・長崎屋らと結託。宗睦の正室の蘭癖に目を付け、密貿易の疑いをかけてきたのだ。しかも長崎屋は邪教徒を利用し、江戸中に毒を撒くと脅す始末。これに尾張藩士は、幕府と一戦を交えると息巻いた。危機迫る江戸を守るため、宗睦が下した運命の決断は!? 好評シリーズ、第三弾!!
  • やさぐれ大納言 徳川宗睦 上様の姫君
    715円 (税込)
    一人の男が江戸の町を歩き回り、人捜しをしていた。浪人風情だが、飄々として端正な顔立ちである。実はこの男、御三家筆頭、尾張藩九代藩主にして次期将軍候補でありながら、大名暮らしを嫌い、深川の居酒屋に住まう徳川宗睦、その人であった!そして探していたのは、田沼意次邸に預けられたのち、行方知れずとなっていた十代将軍家治の娘・春姫で、上様から直に乞われて町中を捜していたのである。だが計らずも、大根を売りに来た美貌の娘が春姫であると判明。宗睦は早速、親子対面を叶えようとする。一方、楯突く田沼は姫を利用し、両替商や町奉行らを取り込み悪巧みを謀っていた。それを知った宗睦と春姫は一致団結、意外な報復法を思いつく!好評シリーズ、第四弾!
  • やさぐれ大納言 徳川宗睦 江戸の天下人
    715円 (税込)
    黒羽二重を端正に着こなした侍が、深川の居酒屋で馴染み客に囲まれて談笑している。この男、店の居候で名を徳田宗之助という。尾張藩の下級藩士の次男坊などと恍けているが、藩の重臣や姫も訪ねてくる、理由ありの侍であった。それもそのはず、彼こそ上屋敷を抜け出した、尾張家九代藩主にして従二位大納言・徳川宗睦、その人であったのだ。ある日、太閤秀吉にまつわる千成瓢箪が、料理人・吉蔵を通して手に入った。しかもこの瓢箪、豊臣埋蔵金の在り処が描かれていると睨んだ奸計が強奪を狙っているという。そんな折、太閤の亡霊が現れ、尾張藩主に瓢箪の無事とある願いを告げる。宗睦は天下人の重宝を守り通せるのか!? 次期将軍候補の殿が町で奔走する人気シリーズ、第五弾!
  • やさぐれ大納言 徳川宗睦 討幕騒動
    715円 (税込)
    上物の黒羽二重を纏い、おっとりした品の良い面影を漂わせる三十がらみの男――。おおよそ庶民の街にふさわしくない侍が、ここ深川の居酒屋に居候していた。だが、徳田宗之助を名乗るこの男こそ、御三家筆頭、尾張藩九代藩主で従二位大納言・徳川宗睦であった。町歩きの楽しさが忘れられず、いつもこうして上屋敷を抜け出していたのである。ある日、そんな宗睦を近衛家の鞠姫が訪ねてきた。奥州北里家との婚儀が整ったのだが、花嫁行列を抜け出したという。実はこの姫、討幕派の中枢であり、尾張家に残る「朝廷と幕府が争うことにならば朝廷に味方せよ」という家訓を頼みとしていた。幕府と尾張が争乱となる危機に、宗睦が下した決断とは!?尾張の名君が活躍する人気シリーズ、第六弾!

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