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Posted by ブクログ 2024年01月19日
「まえがき」の時点で怖じ気付いて、本文を読むことを躊躇われた。実際ホラーより怖かった。今の自分はなんとかやっていけてるけれど、一歩踏み外したら転落しそうなので、困ったときの相談窓口など知ることができてよかった。貧乏と貧困は違うんだなとハッとさせられた。自分の持っている「溜め」が少ないと気付いたので、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月01日
著者は反貧困ネットワークの事務局長で、特に「生活保護」の面から日本の貧困の実態や政策、「反貧困」の現状について書かれています。
最近(2009年現在)の好景気では上り調子なのに貧困が減らないといったデータに基づく説明があったり、貧困に苦しんでいる方々が如何に「ネットカフェ難民」に至ったかのようなリア...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
「暴走する資本主義」と合わせて読むと理解が深まると思う。より具体的なので理解が早い。
派遣社員などの労働条件に関しては以前より気にはなっていた。まさにその点に焦点を当てている。
結局、「ホームレス状態にまで追い込まれたフリーターたちの弱みにつけこんで食い物に」する「貧困ビジネス」企業は問題外としても...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月06日
昨年末に働きたくないブロガー(笑)のPhaさんのブログで、2014年に読んだ本で良かった本の1冊として紹介されていたので読んでみました。
かなり衝撃を受けました。良書です。
この本は2008年に発刊されており、その頃の僕は割と給与の良い会社で働いていた時期でもあり、世間で話題になっていた年越し派遣...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月22日
日本で起こっている貧困について論じた本。貧困は自己責任なのか。いや、そうではないと著者は語る。
貧困に陥らないために国としては雇用、社会保証、公的扶助の3重のセーフティーネットが働かなければならないのに、一度これらの支援対象から外れるとまっさか様に貧困に落ちてしまう(このような社会をすべりだい社会と...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月04日
反貧困——「すべり台社会」からの脱出・目次
第1部 貧困問題の現場から
第1章 ある夫婦の暮らし
・ゲストハウスの新田夫妻
・貧困の中で
・工場派遣で働く
・ネットカフェ暮らし
・生活相談に〈もやい〉へ
・貧困は自己責任なのか
第2章 すべり台社会・日本
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月27日
この本が出版されてから、かなり時間が経ってから読み終わった。
反貧困ネットワークは、依然活動しているようだが、以前のような見える形ではなくなった。貧困が解決している訳ではないだろうが、アピールがうまくなくなったのか、単にメディアが取り上げなくなっただけなのか。
著者も、一時期「時の人」となったが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月15日
貧困になってしまうのは自己責任の部分が多いと思っていたが、この本をきっかけに必ずしもそうではないと思った。貧困になってしまうには負のスパイラルにはまりこんでいく。貧困から脱出するには第三者の協力が必要であろう。個人では自信を損なわれ、行政と対等に手続きすることもできない。生活保護に関しては行政は特に...続きを読む
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