夜行

夜行

作者名 :
通常価格 1,360円 (税込)
紙の本 [参考] 1,512円 (税込)
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作品内容

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

ジャンル
出版社
小学館
ページ数
256ページ
電子版発売日
2016年10月25日
紙の本の発売
2016年10月
コンテンツ形式
EPUB
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月12日

失踪ものというか、神隠し系のお話が大好きです。
世界の儚さで胸がドキドキします。

十年ぶりに集った、学生時代の友人五人。彼らが十年前に見物に行った鞍馬の火祭りで、長谷川さんは姿を消した。
「私」が昼間に見た長谷川さんの幻を皮切りに、四人はそれぞれ、旅先での体験を語り出す。
それらは一貫して「夜行」...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月25日

久しぶりの森見さん!!エッセイに夜行の話がたくさん出てたので読んでみたかった!
聖なる怠け者〜とか太陽の塔とか夜は短し〜みたいなはちゃめちゃな話もすきだけど、森見さんの書くこういう話もすごくすき!読んでてぞくっとしたし、謎が解決したようなしてないような不思議な気分でした。読み終わったあと思わずどうい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年04月17日

いつも人からお薦めの短編を聞かれて常に答えるのは、『きつねのはなし』一択だった。多くのフェアでも推薦してきた一冊だった。これからはそこに『夜行』を付け加えてみよう。現実とも夢ともつかぬ、不分明で定かならぬの有り様を、圧倒的な描写で示している。夢、夜、幻想が、目の前で動き、膨らみはじめていくかのような...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年03月22日

ホラー?なのかな??
物語全体を通してゾクっとする場面がちらほら。
その怖さとテンポの良い読みやすさとが相まって不思議な感覚になる小説でした。
独特な雰囲気に引き込まれました。

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Posted by ブクログ 2018年01月13日

ダヴィンチとか、年末のランキングで高評価を得ていたこともあり、このタイミングで読みました。ここでは、森見ならではの能天気さというかひょうきんさは影を潜め、結構ダークなトーンで物語が展開される。何なら殺人まで飛び出す、各人が語る過去の出来事もそれぞれが秀逸なら、最後に明かされる真実も、語り手たる主人公...続きを読む

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