Posted by ブクログ 2022年11月19日
この本は、私に幅広い視点を与えてくれた!
今直面している問題や、将来の不安、人間関係のもつれなどがちっぽけに見えてくる。
なぜかというと、自分と関係のある人は、一種の動物であり、一人のホモサピエンスであると認識できたからだ!
これが歴史を学ぶ一つの大切な理由なのかもしれない。
この本のジャン...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月16日
サピエンスの誕生、民族や文化、技術、文明の発生とそれらがたどる歴史的な流れについて、著者の主張と織り混ぜられながら書かれている。初めはなかなかページが進まず半年ほど積んでしまっていたが、50ページ以降はかなり楽しみながらすいすい読めた。
とくに、宗教や仕事、貨幣など、物理的なものではない、想像上の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月03日
認知革命という言葉が、自分の中で長らくモヤモヤしていた事象に概念を与えてくれた。
更に深掘りするとソシュールのシーニュの概念に行き着くのだろうか?
やはり人間にとっての最大の発明は「言葉」だろう。
発明という表現は妥当じゃないかもしれない。何故なら「言葉」の誕生が人間のみによって行われたとは...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月30日
【固定概念がくつがえされる】
今を生きる私たちはテクノロジーを駆使しているので、狩りや採集をしながら移動して生きていた時代の人たちよりずっと幸せだ。と、はっきりと意識しているわけではないけれど、なんどなく今の時代に生きていてよかったなと思うことがあります。
でも、この本によると、そうとも言い切れな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月12日
アフリカ南部で最初に人類が誕生してから現在、そして予想される未来まで、ホモ・サピエンスの歴史を綴った大作。
上巻では、狩猟採集民族として他の生物種と同じようにひっそり暮らしていたホモ・サピエンスが、実在しない神や宗教といった虚構を信じるようになった「認知革命」、獲物を求めて移動しながら生活する生き...続きを読む
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