コンビニ人間

小説7位

コンビニ人間

作者名 :
通常価格 1,399円 (税込)
紙の本 [参考] 1,404円 (税込)
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作品内容

第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。

現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
160ページ
電子版発売日
2016年07月27日
紙の本の発売
2016年07月
コンテンツ形式
EPUB
購入済み

個性と精神疾患の狭間

Masumi 2017年03月27日

特定の場所ーコンビニでしか生き生きと生きることができない女性の物語。
他人が押し付けるこうあるのが普通という基準に寄せてはみるものの・・・
アスペルガー症候群などと精神疾患の一言で片付けてしまう人もいるかもしれないが、精神疾患は程度問題で誰もがその要素もち本作では強い個性と受け止めた方がしっくり...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月19日

芥川賞受賞作が面白い。しかも『火花』に続いてだ。文学とは何かを問いかけても現代においては難しいのかもしれない。そこで、面白くなければ文学ではない、と開き直って書いているのだとしたら、歓迎したいと思う。

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Posted by ブクログ 2017年03月19日

読書直後の後味はあまり良くなかったが、後を引く物語でいろいろと感ずることがあり、しばらくしたら面白い本という感想に変化した。

語り手は、皆とは違った物事の感じ方をする主人公の古倉恵子。物事の感じ方が他と違うことで家族を心配させていることに悩んでいるが、考え方は超ポジティブ。
かたや、物語の後半で登...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月19日

夢がない。全く読者に媚びてないのがいい。

本作の主人公は、コンビニ店員として「世界の歯車になれる」ことを何よりの喜びとしている。
これまで「社会(会社)の歯車にならざるを得ない」というのは、「部品の一部として扱われてしまう人間の苦痛」として表現されることが多かったと思う。
しかし、そのような形で人...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

「普通の人間」である周りの人々の原動は、自分も恵子や白羽くんのような人と接したらこういうこと言うよね、分かる分かる、と思いつつも、恵子の視点で書かれる「普通の人間」に、面白みというか、ちょっとブラックな新鮮さを感じて、とても面白かった。


白羽くんの存在が、起承転結の「転」になって、すごくいい味を...続きを読む

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