豊臣政権を揺るがした二度の大地震、一七〇七年の宝永地震が招いた富士山噴火、佐賀藩を「軍事大国」に変えた台風、森繁久彌が遭遇した大津波―。史料に残された「災い」の記録をひもとくと、「もう一つの日本史」が見えてくる。富士山の火山灰はどれほど降るのか、土砂崩れを知らせる「臭い」、そして津波から助かるための鉄則とは。東日本大震災後に津波常襲地に移住した著者が伝える、災害から命を守る先人の知恵。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
240ページ
電子版発売日
2016年07月08日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月22日

とても勉強になった。先人のメッセージは古文書の中だけでははなく、神社の位置や地名にも現れている。例えば、南三陸町の防災庁舎。地名は「塩入」という。江戸時代、津波高潮の被害を塩入とよんだそうだ。津波被害が繰り返され、塩入、塩入田と呼ばれる地が何ヶ所もあるという。とても防災庁舎など建てていい場所ではなか...続きを読む

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2018年01月15日

歴史家の立場で、著者や専門家に発見された歴史学から裏付けされた地震などの前兆・天災による罹災状況を著述し、防災知識として昇華したエッセイ。
読者一人ひとりに語りかけ、被災しても、必ず生存して欲しいという著者の願いが詰まっている。
地震、高潮、津波、富士山噴火など中身が、充実し、防災のための知識として...続きを読む

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2017年08月19日

『武士の家計簿』で有名な著者であるが、歴史学者のライフワークとして防災史を研究していることに驚いた。しかし、本書を読むと得心できるが、著者の母という身近な人の出身が徳島県牟岐で、そこは津波常襲地かつ母が津波から難を逃れた被災者だったのだ。地震、津波、富士山噴火、土砂崩れなど古文書に残る災害の記録を集...続きを読む

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年08月16日

歴史への理解が浅く、こういう天災史という切り口があるのかと衝撃を受けた一冊でした。1章の伏見の地震についてはそれだけで1つの小説になりそうな位の内容でした。歴史に影響をを与えた地震などの天災はまだまだあると思うので、是非掘り起こして第二、第三のストーリー語ってほしいです。

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2016年06月21日

かなり読み応えのある作品。歴史で災害を扱うことは大事だ。この地域にそんな災害があり、被害があったのかと、知らなかった話も出て来る。歴史的事実を災害発生の影響という面からながめる見方は非常に興味深い。そして、これから起こる災害の被害を最小限に食い止めたいという作者の気持ちがひしひしと伝わる。

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2015年08月11日

本書を読んで思ったのが、日本は自然災害が多い場所、ということ。だから色々対策もできる。けれどもその災害経験が生かされないことも多々あることも分かります。

先の東北大震災では海岸線の松林は役に立たず、津波で引きぬかれた松が人に対する凶器にもなるということに戦慄。このことはあまり知られてないことではな...続きを読む

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2015年07月10日

地震、津波、高潮、土砂崩れと、多くの災害に見舞われてきた日本には、その克明な記録が残されている。古文書を紐解けば、過去の災害がどのような規模だったか、同じ被害を繰り返さないために何に注意すればよいのか、多くの示唆が得られる。

地震や津波、富士山の噴火では前兆と考えられる現象が観測されていた。地名や...続きを読む

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2015年06月26日

「災害を考える」と言えば、何か“理系”な科学という印象が強いが、「過去の記録を紐解いてモノを考える」という歴史学のような「文系の科学」というのも大切であるような気がした。

とにかく非常に興味深い一冊だ!!

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2015年03月20日

天災の恐ろしさ、それへの対策の仕方について、古文書から読み取り現代に生かそうという本。
とても参考になります。

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

Posted by ブクログ 2015年01月18日

「武士の家計簿」の原作者が何故防災?と思い読んでみた。がしかし、作者は日本防災史(そんな学問があるかは不明)の大家であった。後半の昭和南海地震の津波被害は、南海トラフ対策に取組む上で非常に重要な情報であった。東北震災の堤防高さの話もあったが、どんな規模の災害が来るのか?津波の高さ?発生する被害?は科...続きを読む

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