診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―
作者名 :

1巻配信中

価格 518円 (税込)

「むかしむかし、あるところに……」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2016年06月24日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2017年03月01日

この本は心の病を著者が「ももたろう」等の物語で解き明して治療してゆく様子がわかりやすく描かれています。なじみ深いけれど遠い物語たちが読む前と違った面を持って自分にぐっと近くなって来ます。
 かなり前の本ですが今の時代にも通じる内容です。
 訳もなくだるーい日がやたら続いたり、何となく暗い気分の続く人...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2013年07月02日

2013/06/29
精神科医である筆者が患者に昔話やおとぎ話をつかって患者の原因をわからせるというフィクション

さまざまな人のさまざまな問題を分かりやすく教えてくれて面白い

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2013年03月09日

童話や昔話といった物語を心療に用いる精神科医、大平健先生エッセイ。
もともとは看護師向け雑誌の「看護技術」(メジカルフレンド社)に連載されていたものから修正・加筆をおこなったもの。

物語を”面接の鏡”として、そして推理として用いることによって心療を進める様子が12編。
おおきく4章にわかれていて、...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2012年05月18日

学生さんに教えていただいた本です。
私は絵本好きで(蔵書600冊以上)、しかも医療面接の研究をしております。
私にぴったりの本でした。
臨床では絵本は使いませんが、絵本は子どもが理解できるようにシンプルで、しかも人間の本質が書かれております。
様々な人生を生きる私たちにピッタリ当てはまる絵本が必ずあ...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2011年07月17日

著者の「豊かさの精神病理」を読んで以来のファンです。症例に応じておとぎ話や童話を患者に聞かせることによって、患者自らに自分の悩みが何たるかを気付かせるという物語療法の世界を著わしたもの。誰しも「自分の物語」を持っているそうだが、私の物語って何だろう?

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2010年08月27日

まさに傑作である。
豊富な臨床経験を持つ筆者が、面接の経験の中から「物語」を引き合いに出して当事者に自ら考えさせる道筋を開ける。まさに精神医療の理想の姿ではなかろうか。

DSM偏重、投薬治療偏重の流れの中で、このような、型にとらわれない心理療法的手段が取れる実地医家は多くはないはずである。本書...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2010年02月14日

精神科医が患者の抱える現状をおとぎ話に重ねて話し、治療していく・・・ もちろん、この特殊な治療法も興味深い。物語りの持つ力にも驚く。しかしそれだけではない。何と言えば良いのだろう。「人が自分の状況を理解することの難しさ」や、逆に「理解することによる生きていく力を得るという生き物としての逞しさ」・・・...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2010年01月04日

精神科医が患者に病状に「おとぎ話」をうまく利用して話をしてゆく。
という、診察スタイルから物語に隠された「食」と「愛」について考えてゆく、
なかなか面白い本でした。

答えは出ません。
だけど、重要なキーワードがたくさん出てきます。
それを使って考えるコトが出来ます。
答えは出ません。 ...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2015年12月10日

 昔々あるところに...。子供のころ、さんざん聞かされたフレーズだ。
 その昔話、童話、民話、おとぎ話が精神医療に用いられてるとしたら、意外に思うだろうか。

 精神を病んだ人が医者に「あなたの病気はこうで、原因はあーです」と言われても、素直に受け入れるほどの心の余裕はないだろう。

 そこで、物語...続きを読む

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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―

Posted by ブクログ 2015年09月25日

中々面白いし、含蓄がある。
人の心の悩みと言うものは、他人には分かりにくいものですが、それが童話になぞらえて上手に説明されています。
それが、中々タメになりそうな感じなのがまた良いです。

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