戦争と人間 1~運命の序曲1、2~

戦争と人間 1~運命の序曲1、2~

770円 (税込)

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その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化!

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戦争と人間 のシリーズ作品

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  • 戦争と人間 1~運命の序曲1、2~
    770円 (税込)
    その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化!
  • 戦争と人間 2~運命の序曲3、髑髏の舞踏1~
    770円 (税込)
    農村に飢餓、街には失業者。経済は行き詰まり、政局は混乱する。それに乗ずるかのように日増しに強まる軍部の圧力。伍代(ごだい)財閥は満州工場設立を企図し、当主・由介(ゆうすけ)、英介、由紀子、と相次いで渡満。陰謀、策略、圧殺、クーデター。そして、遂に満州事変の勃発……! 雄大な構想、多彩な人物で綴(つづ)る、戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説!
  • 戦争と人間 3~髑髏の舞踏2、3~
    770円 (税込)
    五・一五事件の犬養毅首相暗殺、大森銀行ギャング事件、神兵隊事件、滝川事件、リットン調査団報告書。急加速で進む日本の戦争態勢の下で、伍代(ごだい)家を中心とする人々の絆もはかなく断ち切られていった……。柘植(つげ)と由紀子。高畠(たかはた)と素子。中国人白永祥(はくえいしょう)と少女邦(くに)。綿密な取材と圧倒的な筆力で綴る戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説!
  • 戦争と人間 4~髑髏の舞踏4、5~
    770円 (税込)
    共産党リンチ事件! 帝人事件! 相沢中佐事件! 国民の窮乏をよそに、政官財界は癒着して不正を行ない、左翼勢力は袋小路に入り込んでいた。永田鉄山軍務局長斬殺の血刀(ちがたな)を見た皇道派青年将校は、昭和11年2月26日、雪の降りしきる中、「昭和維新」に決起した。2・26事件の全貌と悲惨な結末を描き切る白熱の第4巻!
  • 戦争と人間 5~劫火の狩人1、2~
    770円 (税込)
    国会の空転、軍部内の不統一のなか、戦争拡大派の挑発と謀略から蘆溝橋事件が勃発。日中は全面戦争に突入した。上海戦線で苦戦する柘植。北支で捕虜を射殺してしまう千田。思わぬ苦戦を強いられた日本軍の行く手には、やがて南京事件の地獄絵が繰り広げられた。戦争の残虐な劫火と醜悪な人間狩りを描破する迫真の第5巻!
  • 戦争と人間 6~劫火の狩人3、4~
    770円 (税込)
    標(しめぎ)耕平の逮捕。順子(よりこ)の心痛をよそに、官憲の苛酷な尋問と拷問が続く。一方、満州の伍代俊介にも、遂に召集の日が来た。日本とドイツの破竹(はちく)の進攻をみて、俊介の部隊は勇躍ノモンハンに出兵した。しかし、そこで俊介が見たものは、無謀な作戦の下、肉弾突撃させられる兵士の死屍累々(ししるいるい)たる地獄の戦場だった。痛恨と戦慄の第6巻!
  • 戦争と人間 7~裁かれる魂1、2~
    770円 (税込)
    国家総動員法の公布以来、軍部と産業界の一体化を叫ぶ英介(えいすけ)は、専務に昇格、父由介(ゆうすけ)を斥(しりぞ)け始める。俊介(しゅんすけ)や高畠(たかはた)、矢次(やつぎ)らは、対米英戦の無謀を説くが、もはや誰も聞く耳を持たなかった。昭和16年12月8日、ついに日本はパールハーバーを攻撃、太平洋戦争に突入した。そして、華々(はなばな)しい緒戦の勝利を重ねるが……。疾風怒涛の第7巻!
  • 戦争と人間 8~裁かれる魂3、4~
    770円 (税込)
    起死回生を図(はか)ったガダルカナル作戦では、日本兵3万1千余名のほとんどが、餓死か病死という凄惨(せいさん)な敗北。一方、北方アッツ島でも全員玉砕(ぎょくさい)! 日々敗色濃くなるなか、伍代(ごだい)家では、皮肉にも軍需景気に沸き返った。当主由介(ゆうすけ)は先の見通しに悲観的だったが、実権は戦争協力、便乗を叫ぶ長男英介(えいすけ)に移動する。悲痛の地獄編!
  • 戦争と人間 9~裁かれる魂5、6~
    770円 (税込)
    地獄のインパール作戦遂行中、泥河(でいが)に呑まれる標耕平(しのぎこうへい)。サイパンは陥落し、フィリピン海戦では再起不能の惨敗と、日本の敗色は日に日に濃くなっていく。昭和20年8月、広島へ原爆が投下され、ソ連は参戦に踏み切って、怒涛のように満州に押し寄せた。伍代俊介はソ連国境の関東軍にいた。戦争文学の最高峰、ここに完結!

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