19世紀半ばに至るまで、広大な教皇領の支配を通じて宗教的支配者としてのみならず、地上における君主としても絶大な権力を振るったヴァティカン。黎明期より多くの地域に特派員を派遣し、情報収集、編集して世界へ向けて再発信する国際的メディアという側面を持っていた。激動の転換期を幾度となく生き延びてきたヴァティカンの、メディア戦略を歴史軸で俯瞰し、宗教改革、対抗宗教改革における生き残り策に焦点を当て、いま日本が学ぶべきことを検証する。現世での支配権を失った後、文化的存在へと変容を遂げることで、普遍的地位を強固なものにした経緯について、多角的に考察を行う。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま新書
電子版発売日
2016年06月17日
紙の本の発売
2014年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

ヴァティカンの正体 ──究極のグローバル・メディア

Posted by ブクログ 2014年02月23日

ヴァチカンの解説書というより、その本質をグローバル・メディアと特定し、混沌とした日本が学ぶべきその歴史を掘り下げてゆく。歴史に学ぶという意味の奥深さを考えさせられる書である。

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ヴァティカンの正体 ──究極のグローバル・メディア

Posted by ブクログ 2015年09月10日

情報量が多くで読みごたえがある。学術書というよりは、作者本人の経験談や解釈が随所に見られるため、ヴァチカンを軸にしたエッセイという印象。

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ヴァティカンの正体 ──究極のグローバル・メディア

Posted by ブクログ 2014年04月15日

中東に生まれた一宗教であったキリスト教が、どのように世界を席捲していったか。そして、その中心的役割を果たし、また現在も存在するヴァティカンはどのような存在であるかなどについての考察。
タイトルの「ヴァティカンの正体」に迫るというよりも、キリスト教の世界戦略というほうがふさわしい内容かもしれない。
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