八咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。
故郷の危機に敢然と立ち向かう世継ぎの若宮と元近習・雪哉は危険を顧みず――。
人気シリーズ第3弾!

2012年『烏に単は似合わない』で、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞した阿部智里。翌年に受賞作と対をなす『烏は主を選ばない』を上梓。人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界〈山内〉を舞台に、次の統治者である日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫君たちを巻き込んだ権力争いを波乱万丈に描ききった。本作『黄金(きん)の烏』もやはり山内を舞台にした、壮大な和製ファンタジー。しかし宮中を飛び出し、そのスケール感は飛躍的にアップした。
物語は世継ぎの若宮と、郷長のぼんくら(とされる)次男坊が、危険な薬〈仙人蓋〉の探索にでかけるところからはじまる。不穏な気配を漂わせた旅先で、何と彼らが出会ったのは、人を喰らう大猿だった! 壊滅した村の中でたったひとり残されたのは、謎の少女・小梅。――いったい僕らの故郷で、なにが起こっているのだろう?
山内の危機に際し、若き主従は自らの危険を顧みず、事件のヒントを持つと思われる暗黒街の支配者のもとに出向く。そこで雪哉に課されたのは、未知の隧道の先にある物を持ち運ぶことだった。深い暗闇の底での冒険の末、雪哉が見たものとは?
スペクタクル満載の本作は三部作の最高傑作にして、新たな展開をも予感させる意欲的な書き下ろし大作。「世界に通じるファンタジー作家」を目指す、阿部智里の才能にますます心奪われる一冊となっている。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
384ページ
電子版発売日
2016年06月10日
紙の本の発売
2016年06月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

黄金の烏

Posted by ブクログ 2018年08月06日

4巻を先に読んでしまった愚かな自分。
でも、楽しめました!
雪哉のこれからは読んじゃったからあれだけど

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2018年07月25日

山内の世界観がガラッと変わる!!
なにこのまだまだ先がありそうな展開!!
雪哉や若宮のおいたちやらもわかるし、なにより世界観ぎ急に広がった!!

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2018年06月01日

八咫烏シリーズの第3弾。今回もとても面白かったです!
第1弾、第2弾は宮廷内の話だったのに対して今回は地方での話が中心。前作同様若宮に仕える雪哉という少年が主人公。
また騙された!物語を読み進めていけばいく程序章で読んだ話に対する違和感が膨らんでいったのですが、終わり頃になって「成る程、そういう事か...続きを読む

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2017年10月28日

これまた一気読み。途中でやめられない。
ぐいぐい引き込まれた。
雪哉頑張れ!ってなかんじ。

ヤタガラスの世界は、人間の世界と隣り合ってるようなのにもびっくり。ヤタガラスは飛べて走れていいなぁ。

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2017年09月12日

1、2巻は少女マンガタッチで裏表の作品でしたが、今回から八咫烏の世界と他の世界とのからみなど、周囲が一気に広がって、がぜん面白くなってきました。ファンタジー苦手でしたけど、これはおすすめできます。

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黄金の烏

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月31日

『烏に単は似合わない』、『烏は主を選ばない』の対となる2作でようやく序章を終えた感のあるこのシリーズ。ついに今作『黄金の烏』で、金烏である若宮が八咫烏の世界に起きた異変に立ち向かっていく。
いままでも金烏という言葉はでていたが、その存在は伝説のようなものと信じられていた。しかし実際に若宮は外の世界と...続きを読む

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2017年05月24日

ちょっとこれはもう本当に面白すぎだ。   
大河ドラマとしても、ミステリーとしても。   
もう素晴らしいの一言。   
もう感謝。ひたすら感謝。この作品に出会えたことに感謝。   
彼らの物語、まだまだ読めるみたいなのでとても楽しみです。

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黄金の烏

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月05日

いやー、3作目にしてようやく本気で面白いと思いました。

1,2作は顔みせだったんだなーと。

八咫烏のみで形成されていたという世界に初めて『異物』である”猿”が混じる。しかも彼らもまた知性を持ち、人に変じることができる・・・。

そして本当の人間の世界との接点が・・・。

八咫烏の世界の崩壊が進ん...続きを読む

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黄金の烏

Posted by ブクログ 2017年02月20日

第3弾も続けて読みました。今回は、これまでの「内部紛争」から、「外敵への対処」に大きく物語が方向転換。大河ファンタジーがいよいよ本格的に始まる感じですが、この巻だけでみても、やはりミステリー的なギミックがしっかりとあって楽しませてくれます。作者は本当にミステリー好きなのでしょう。

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黄金の烏

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月09日

前回近習を断った雪哉が、大義名分の名のもとに半ば強制的に手伝いを強いられ、新たな外の敵と対峙する話。猿が今後さらに何か大きな動きをしたら烏などひとたまりもないのではと思ってしまうのですが、どう対策をとっていくのかが気になります。正直朝廷内でどうこうしている場合ではないかと思いますが…。最後のあたりで...続きを読む

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