無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年02月28日
収益を得るにはある程度まとまった投資をする必要があるため,それ以下の投資では逆に貧しくなってゆく貧困の罠について,その有無を机上で論じるのは無意味でで,調査してどちらの場合になるのかRCTで確かめなくては問題は解決できない.この方針で,様々な調査結果が示される.
防接種率を,豆のオマケを付けることで...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月10日
この本はノーベル経済学賞を受賞した本です。
この本は、「貧乏な人を救うにはどのような方法がいいのか?」という問題について、様々な研究や検証を行い答えを探していきます。
「援助は無駄である❕」という考え方や「どーんと援助しないと効果がないよ❕」など、様々な意見もあるなか、本当に必要なものは何か?を探...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月24日
10年も前に書かれたとは思えない、今現在の状況を表している。
貧乏人に寄り添う形でいろんな切り口で調査実験して問いかけている。食糧、医療、教育、家族、マイクロ融資や貯蓄について、漠然と感じていた事が間違っていたことも分かる。その根本に訴えないと供給ワラーだけでは解決しない。
貧困から脱する方法、この...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月20日
タイトルの通り経済学についての本だが、人間の行動心理について書かれている部分も多くあり、そこが私にとってはとても興味深かった。
特に「時間不整合性」や「豊かな国に住む者は眼に見えないあと押しに囲まれて生活している」という二つの事実は、今後もずっと覚えておきたいと思った。
まず一つ目の時間不整合性は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月26日
2019年にノーベル経済学賞を受賞した、インドの経済学者アビジット・バナジーとフランス人経済学者エスター・デュフロ(二人はご夫婦だそうです)の共著のこの本を頑張って読んでみました。
この本では経済、教育、農業、政治を通し、人間の心理まで考えます。
言葉が非常に丁寧で、貧乏な国や地域の問題を読者の多く...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月01日
貧乏人が貧乏であり続け、豊かな人が豊かになれる社会構造が理解できる。
人はカロリーの高さで食べ物を選ぶのではない。そのため餓死が起きる。
貧乏な人は重要な情報を知らない。
人生の多くの側面に責任を背負っている。すべて自分で決断しないといけない。やらないといけない。
貧乏だとサービスが受けられなかった...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月10日
貧乏人がいかに貧乏から脱するか行動経済学を用いて、選択決定方法を明らかにする。新たな視点が多く、現場での活動に対して、多くの示唆をもらえる。確かに良さそうなんだけど、本当に良いのか分からないことを根拠を持って成果を示し、より効果的な方法を模索する必要性を痛感する。
加えて、問題を簡単に解決してしま...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。