貧困研究は、ここまで進んだ! 食糧、医療、教育、家族、マイクロ融資、貯蓄……世界の貧困問題をサイエンスする新・経済学。W・イースタリーやJ・サックスらの図式的な見方(市場 vs 政府)を越えて、ランダム化対照試行(RCT)といわれる、精緻なフィールド実験が、丹念に解決策を明らかにしていきます。

ジャンル
出版社
みすず書房
ページ数
408ページ
電子版発売日
2016年06月10日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • DB50

貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月03日

面白かった!薄暗い装丁だったのでどんよりした気分にさせる本なのかと思ったら、すっごい前向き。医者が患者に問診するみたいに、色んな角度からのヒアリングと施策と経過観察が繰り返し続く。しかし文章がとにかく長いのが玉に瑕。この粘り強いというかしつこい程の慎重さはどっかで?と思ったら、末の賛辞にピケティの名...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2015年12月10日

貧乏人がいかに貧乏から脱するか行動経済学を用いて、選択決定方法を明らかにする。新たな視点が多く、現場での活動に対して、多くの示唆をもらえる。確かに良さそうなんだけど、本当に良いのか分からないことを根拠を持って成果を示し、より効果的な方法を模索する必要性を痛感する。

加えて、問題を簡単に解決してしま...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2013年12月21日

です、ます訳がよい。メジアンなんとか、他、改善すべきとこはあるが、翻訳は読みやすい。内容は、平易に問題を述べていて、とても良い。考えさせられる。貧困問題を考えるには、読んどいてそんはない。日本の貧困家庭には直接は関係ないので、貧困国の経済学ーがより正しいタイトルかと思う。

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2013年08月31日

開発経済学を全然わかっていなかったと反省。開発援助の現場は,想像以上に泥臭くて人間的な部分があり,興味をそそられた。

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2013年04月08日

「貧困研究はここまで進んだ」「世界の貧困問題に関心のある人の必読書」との宣伝文句は、その通りでしょうね。

貧困問題について、実際のところ何がおきているのか、全てではないにしても、垣間見れたような気がします。

訳者解説で述べられているように、貧困問題の宣伝パンフにあるような内容が、本質ではないこと...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2013年03月18日

貧困問題に取り組むにあたってランダム化対照試行を用いた行動経済学のレポートと論考。極めて興味深く、刺激的な本でした。

購買力平価で1日99セント以下で暮らす極貧の人達の生活。それをとりまく社会問題は様々で、ここでは食糧・健康・教育・家族計画・保険・金融・仕事・政府の問題が扱われています。

問題を...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2013年02月02日

本書は最新の開発経済学の潮流をわかりやすく説明したものである。本書では、近年開発経済学の研究で見られるランダム対照試行の研究結果概要を、従来の開発経済学での議論と比較した上で解説している。結果として、従来の開発経済学での議論に整合的なものもあれば、そうでないものもあり、開発経済学での議論のリアリティ...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年01月07日

貧乏人は蓄財の機会が乏しく、また一度の失敗が命取りになる。

個々人の努力だけではどうしようもない厳しいルールと環境が、
貧困の罠をもたらしている。

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2012年11月21日

本書は、途上国の大部分を占める貧困層を、特に意思決定の方法に焦点を当てて彼らの生活を分析し、それを開発政策に組み込むことを主張するものである。

ODAなどの開発政策を議論するに当たって、大まかに2通りの意見がある。一つは、イースタリーが代表的な論客であるように、途上国そのもののボトムアップ的な成長...続きを読む

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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

Posted by ブクログ 2012年09月03日

「貧困国の人も、先進国となんら変わらない人間なんだ」と思ったし、今までそういう偏見を持っていたんだなぁと気づいた。そして、富裕国の人はラッキーなだけなんだ、と。

10章は先進国の官僚にも示唆に富むと思う。
また、今までに「傲慢な援助」(W.Easterly)と「世界一大きな問題の解き方」を読んで「...続きを読む

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