唯一の戦争被爆国である日本。戦後、米国の「核の傘」の下にありながら、一貫して「軍事利用」には批判的だ。だが原子力発電を始めとする「平和利用」についてはイデオロギーと関わりなく広範な支持を得てきた。東日本大震災後もなお支持は強い。それはなぜか――。本書は、報道、世論、知識人、さらにはマンガ、映画などのポピュラー文化に注目、戦後日本人の核エネルギーへの嫌悪と歓迎に揺れる複雑な意識と、その軌跡を追う。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
288ページ
電子版発売日
2016年07月30日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

Posted by ブクログ 2015年04月02日

原爆投下と終戦後、日本人が核と言うものにどう関わって来たのか、社会運動、報道、大衆文化を徹して詳細に説明されいる。
著者は原爆あるいは原発に偏ることなく『核』に対して、国民の意識がどうだったかを歴史をおって説明してゆく。それは読者としての私には『かなり悲しい』内容だった。
国民は原爆の後、こぞって『...続きを読む

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核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

Posted by ブクログ 2015年02月11日

 「被爆国だから…」反核or核の平和利用。「福島原発事故を経験したから…」反原発or原発推進・再稼働。敗戦後の核をめぐる語りの構図は、1950年代から基本的に変わっていないのではないか。山本は、周期的に起きる事故・事件が議論を呼び、反対と批判の声が渦巻くが、いつしか対立が定常化し、固定的な構図のなか...続きを読む

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核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

Posted by ブクログ 2015年01月25日

神戸市外国語大学専任講師の山本昭宏(1984-)による、映像・漫画を中心とした原子力をめぐるイメージ像の戦後史。

【構成】
第1章被爆から「平和利用」へ 占領下~1950年代
第2章核の現実とディストピア世界 1960年代
第3章原発の推進・定着と会議 1970年代
第4章消費される核と反核 19...続きを読む

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核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

Posted by ブクログ 2015年04月02日

広島、長崎の原爆から、ビキニ岩礁での漁船被曝。そして、いくつかの事故を経て、311の福島第一原発の重大な事故まで。
その間、マスコミだけでなく、映画、ドラマ、マンガ等日本人の意識を反映し、そして意識を形成する様々な媒体において、武器としての原子力「核兵器」と核の「平和利用」について、どのように表現さ...続きを読む

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核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

Posted by ブクログ 2015年03月13日

核をこれまで日本人はどのように表現してきたのか。
とても役に立つものと思っていたものが
じつはとてもコントロールできない代物とわかりました。
みらいは核の先にはありませんでした。

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