ぼくが1年A組の幽霊になって、一月が経過した――高校に入学したばかりのころの失敗によってクラス内で孤立し、いまでは幽霊扱いされている一居士架(いちこじかける)。惨めな日常を過ごしながらも限界を感じていた架は、十月の席替えで前の席になった玖波高町(くばたかまち)に突然話しかけられる。それは彼の苦しみに満ちた毎日に変化をもたらす、小さくも確かな予兆だった。時を同じくして、校舎の周辺では蝶結びのメッセージを残した動物の死骸が相次いで発見され、休みがちになった高町は何かに思い悩むような様子を見せはじめる……。圧倒的な筆力と繊細な技巧が紡ぎ出す、静謐な感動に満ちた青春ミステリ。/解説=大森望

ジャンル
出版社
東京創元社
掲載誌・レーベル
創元推理文庫
ページ数
350ページ
電子版発売日
2016年06月01日
紙の本の発売
2016年05月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2017年06月25日

主人公とヒロインのありがちとも思える設定から、それぞれに予想の斜め上をいく展開で意表を突いてくる。青春の痛みを新たなかたちで描き出して、最後には晴れやかな世界が広がる。

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年10月09日

謎を核として展開するミステリではなく、そうなるだろうという予測を気持ちの良いくらいひっくり返す展開で魅せるミステリ。そして、それが一度だけではなく、何度も何度もなのだ。各エピソードだけで短編が書けるのではというネタを惜しげもなく注ぎ込み幽霊と呼ばれる主人公の男子高生と彼が見えて話しかける女子高生の2...続きを読む

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2016年08月20日

 不思議な読後感だ。

 読み終わったときには、なんかよく分からないミステリーだったと印象だ。
 次の日の午前ごろ、あぁ、そういうことだったのかと思い出して徐々に分かってくる。

 読者へのミスリードを繰り返して筋がわかりにくくなっているが、よくよく思い返すと筋が通っている。

 話の構造は良い。も...続きを読む

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2016年06月30日

主人公の存在のあやふやさが面白い。多くのモチーフを盛り込み過ぎている感じがする。もっとシンプルにしたなら強烈な印象を残しただろうに。少し勿体ない。

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2016年06月20日

不思議な後読感。読んでいる間、主人公は実体があるのか、それとも本当に幽霊なのか、悩まされ続けます。そして全てが収束する結末。ちょっと他では読んだことがないようなお話です。

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2016年09月16日

青春。ミステリ。学園。
読み終わって、結局よく理解できない自分の読解力のなさが残念。
解説的には、いろいろな解釈ができるような作品らしい。
ミステリの要素を抜いても、青春小説として十分に楽しめる内容だと思います。

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ゴースト≠ノイズ(リダクション)

Posted by ブクログ 2016年07月10日

基本ラインはもっとシンプルだろうに、入り組んだように書かれてるので、お話の魅力がちょっと削がれたように思いました。凝った作りだとはおもうのですが、ちょっと入り込めなかった、、。

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