戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

作者名 :
通常価格 2,647円 (2,407円+税)
紙の本 [参考] 2,750円 (税込)
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作品内容

第二次世界大戦終結までに、ナチス・ドイツは発禁・焚書によって一億冊を超える書物をこの世から消し去った。対するアメリカは、戦地の兵隊たちに本を送り続けた――その数、およそ一億四千万冊。アメリカの図書館員たちは、全国から寄付された書籍を兵士に送る図書運動を展開し、軍と出版業界は、兵士用に作られた新しいペーパーバック“兵隊文庫”を発行して、あらゆるジャンルの本を世界中の戦地に送り届けた。本のかたちを、そして社会を根底から変えた史上最大の図書作戦の全貌を描く、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの傑作ノンフィクション!

ジャンル
出版社
東京創元社
ページ数
318ページ
電子版発売日
2016年06月01日
紙の本の発売
2016年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
24MB

    Posted by ブクログ 2018年06月08日

    ドイツ的ではないことを理由に、ナチス・ドイツは大量の書籍を
    焚書にした。

    禁書・焚書などと聞いたら、読書好きはそれだけで憤死してしま
    いそうだ。なんてことをしてくれたんだ。本に罪はないだろう。

    だが、戦争は思想の戦いでもある。思想を検閲したナチス・ドイツ
    に対し、アメリカは戦地の兵士が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月07日

    兵隊文庫を作って戦地の兵士達に届けるというこのプロジェクト,こういうことを考えまた実行するところがアメリカの強さだと思った.全く知らなかったことだが,この中でペーパーブックスの躍進があり,また政治的にも検閲の問題にも対処した.特に,戦時図書審議会とタフト上院議員との第5編における攻防にははらはらした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月15日

    ナチスがヒットラーの思想に合わない本を燃やすというショッキングなエピソードから始まる。
    1930年代に行われたこの事件は、レイ・ブラッドベリの「華氏456」を想起させた。(これが書かれたのは1953年)実際、本を守ろうとした人々が多くいた。守り通せた本もあったが、空襲で失われた本もあった。
    一億冊と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月21日

    一億冊超を燃やしたナチス・ドイツ、かたや一億四千万冊を兵士に送ったアメリカ。読書とはとても分かり易い人間的行為である。
    巻末のリストが大変興味深い。

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    Posted by ブクログ 2017年01月21日

    書籍が持つ力を実感させられる話し。娯楽としての読書はもちろんよく分かるけど、戦場でそれほど本が読まれていたとは知らなかった。それをさせたアメリカってすごいなあ。旧日本軍にはそんな発想は微塵もなかったろうなあ。

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    Posted by ブクログ 2016年11月18日

    WW2、ドイツで多くの本が焚書され、アメリカでは兵へ書籍を届ける兵隊文庫の活動が行われました。
    ヒトラーによる思想戦に対抗する武器が、本だったのです。
    士気の低下を防ぎ、精神を健全に保つのに役立つとされました。
    我々の周りは平和になり本以外の楽しみも溢れていますが、今も厳しい戦争をしている地域では本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月12日

    第2次大戦時、米軍が前線の兵士たちに配給した図書を巡るノンフィクション。

    主に本を供給する側の視点で描かれている。

    終盤の復員の問題で、なるほどね、と思わされた。

    1945年の戦争終結とともに復員してくる兵士たちを、社会が如何に受け入れていくかという問題を、アメリカがどう考え、なにをしたかとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月11日

    人は「本」を読む生き物である
    この言葉に象徴されてしまう以上のノンフィクションでした

    第二次世界大戦の最中に
    「戦場」から消されたナチスの焚書の事実
    それとは全く対照的に
    「戦場」に送り込まれ、切望されたペーパーバ゙ックスたち

    「生と死」の瀬戸際で読まれた「本」の尊さが
    ひしひしと伝わって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月06日

    非常に興味深い内容だった。
    「危険な読書」で荒俣宏さんが「ぶっ飛んだ」と言っていた本。

    ナチス・ドイツは、焚書により思想統制をおこなった。それに対して、アメリカは「本こそが思想戦の武器である」として、兵士のために無料で「兵隊文庫」として本を送った。娯楽が少ない戦場で非常に人気があったという 。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月23日

    1933年ナチス・ドイツは最も大きな愚行を行った。焚書、ゲッペルスの指示で、非ドイツ的な思想で書かれた本を焼いたのだ。これは何度も行われ、町中や学校においても、多くの本が運ばれて来て炎の中に投じられた。ヒトラーが「我が闘争」という本を書いて、自らの思想を国民に訴え、国民を動かし、政治的に成功したにも...続きを読む

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