七姫物語

七姫物語

605円 (税込)

3pt

ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児だった。彼女を擁立したのは、武人のテン・フオウ将軍とその軍師トエル・タウ。二人とも、桁違いの嘘つきで素姓も知れないが、「三人で天下を取りにいこう」と楽しそうに話す二人の側にいられることで、彼女は幸せだった。 しかし、彼女が十二歳になった時、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻を始める……。時代の流れに翻弄されながらも、自らの運命と真摯に向き合うひとりの少女の姿を描いた新感覚ストーリー。 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作品ついに登場!

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七姫物語 のシリーズ作品

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  • 七姫物語
    605円 (税込)
    ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児だった。彼女を擁立したのは、武人のテン・フオウ将軍とその軍師トエル・タウ。二人とも、桁違いの嘘つきで素姓も知れないが、「三人で天下を取りにいこう」と楽しそうに話す二人の側にいられることで、彼女は幸せだった。 しかし、彼女が十二歳になった時、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻を始める……。時代の流れに翻弄されながらも、自らの運命と真摯に向き合うひとりの少女の姿を描いた新感覚ストーリー。 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作品ついに登場!
  • 七姫物語 第二章 世界のかたち
    627円 (税込)
    今ではない時代、ここではない場所。 そこでは、七つの都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、野心に満ちた大嘘つきの若者、テンとトエに担がれ、七宮カセンという都市国家を統べる姫となった少女カラスミ。 名もなき市井の人であったはずの彼女が、姫としての道を歩み始めた時、世界が静かに動き始めた……。 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作、待望の続編!
  • 七姫物語 第三章 姫影交差
    649円 (税込)
    草萌える春、二人の姫は向き合う。 一人は七宮カセンの空澄姫、一人は三宮ナツメの常磐姫。 望もうと望むまいと、かつて琥珀色の姫が舞った桜の下を目指し、歩み始める二人の姫。 幼き姫は世界のかたちを探って、武門の姫は祖国を護るために。 それは、櫻帰る春。 風に舞う花弁のように、それぞれの姫装束が揺れ動く、新たなる日々。 空姫の物語が、七姫の物語へと紡ぎ合わされる道のり。
  • 七姫物語 第四章 夏草話
    649円 (税込)
    七人の宮姫が立つ世界―― 東和の地。 対立していた三宮常磐姫と会談し、その和解を人々に示した空澄姫。 空姫とも呼ばれる彼女は、市井の少女カラスミとしてツヅミの街に立っていた。 探し求めていたものを見つけ出すために……。 心に沁みる少女の成長物語。
  • 七姫物語 第五章 東和の模様
    737円 (税込)
    一宮シンセン都市の弱体化に端を発した東和の混乱は、新たな局面を迎える。 黒曜姫を掲げる旧王都・一宮シンセン都市に、二宮スズマ都市の翡翠姫は対決を決意し、その軍勢を動かす。 ついに起きた大国間の戦争に揺れる東和。 そんな中、七宮カセン都市の宮姫である空澄姫は、四都同盟締結を望む双子姫の招きに応じ、五宮クラセと六宮マキセの双子都市へ向かい、彼女たちに触れる。 平和を語る姫たち、独立を望む姫、改革を掲げる姫、そして、国体を背負う姫。 ただカラが見つめるのは、流れる時代の中、姫たちと人々が織りなす世界の模様。 東和七姫が彩る物語・第五章開幕。
  • 七姫物語 第六章 ひとつの理想【電子特別版】
    781円 (税込)
    七つの宮都市が割拠する東和の地は、時代の変革期にあった。 争う理由を探し出し、異なる未来図に戦いを仕掛ける一宮、二宮の大連合軍。双子都市に向けられた中央の大軍に、各地方都市の寄せ集め軍は結束を示す。動乱の最中で、各都市が掲げる平和の巫女姫達は、それぞれの意志を語る。定まらぬ世界のかたち、幾重にも交差する姫影、夏草が匂い立つ季節の中で、複雑に混じり合うのは東和の模様。そして、一番小さな最後の姫、東和七宮空澄姫が見る世界と人々、その眼差しと笑顔のための物語。第六章開幕。※【電子特別版】として過去「電撃hp SPECIAL 2004 SPRING」に掲載された『七姫物語 挿話 向日葵の光景』と「電撃hp SPECIAL 2004 AUTUMN」に掲載された『七姫物語 東和紀行 晩夏、そして早風』を収録しております。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

七姫物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年06月01日

    古本屋購入で申し訳ないですが、表紙と始まりに一目惚れして全巻買ってしまいました。
    女の子が主人公なのがまた良い。
    カラスミとヒカゲのやりとりに和み、テンとトエのコミカル・シリアスなやりとり、駆け引きに引き込まれます。それにいつも呆れている衣装役さんも素敵です。
    特に好きなのは翡翠姫とヴィイの会話。も...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2011年09月26日

    高野さんの金賞受賞作。
    ある大陸の片隅、七つの主要都市がそれぞれ掲げる七人の姫達の物語。
    三巻くらいまでは読んだんだけど、そこから先が買ってあって積み状態だったり…。

    1

    Posted by ブクログ 2013年05月21日

    全6巻完結。最終巻がなかなか出なかったが、読み終えて全ての姫を愛おしく思えたシリーズです。イラストがとても好き。

    0

    Posted by ブクログ 2010年07月10日

    すごくすごく丁寧で、生き生きと描かれているキャラクタに作者の作品に対する愛情が感じられる。
    そう頻繁に読み返すものではないけれど、フトしたきっかけに再度読みたくなるような作品。

    この作者の七姫物語以外の作品も読んでみたいのだけど、残念ながら無いみたいなんだよねぇ。

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月20日

    続刊待ちのため布教中です
    個人的な萌えつぼを押さえに押さえた素晴らしい作品。
    好奇心旺盛な子どもってどこか怖いところがあって
    でも、そういうところこそが魅力なんだよね。

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月11日

    世界をつくっていく大人たちをちっちゃな主人公が見つめている物語。
    イラストの影響もあるとは思うのですがそこに流れる空気が鮮やかでとても素敵です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    久し振りに読んだ王道なファンタジーでした。
    ちょっと和中っぽいのですが、落ち着いて読める本。
    アルスラーンとかに近い内容なのですが、あそこまで戦いの戦略とかが巧妙じゃない分ストーリー重視にもキャラ重視にも読めます。
    キャラ設定も面白いのですが、1巻が一番しっかりしてました。この後も続くのですが、だん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    孤児の女の子が、二人の男と一緒に「国取り」に向かう話。

    ほやほやっとした雰囲気の主人公、カラスミがかわいい。参謀のトエ様、将軍のテン様とかわす会話がやたら楽しくてあったかくておいしい。
    全体に漂う清涼で静謐な雰囲気に浸りながら、ずっと懸命に進むカラの姿を追いかけていたくなります。

    刊行ペースはか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    これは、いい。すごくいい。めっきりライトノベルを読まなくなったが、『人類は衰退しました。』といい『七姫物語』といいジャケ買いでこんな当たり続きは僥倖だ。大人しい少女は、楽しそうに天下の話をする二人の男の“悪巧み”に加わった。ただの孤児は、空澄という季節の名をもらい、東和の七人目の姫として乱世に名乗る...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    一番尊敬の眼差しを向けるのがこの作家さんの文章です。ものすごく言葉が綺麗!風景描写やら会話やらがキラキラしてます。

    0

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