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Posted by ブクログ 2023年07月02日
読んでみないと、ちゃんと最後まで読まないと、その凄さがわからない、この一言に尽きる。
長いし、時代的背景が詳しくないから、読むのに時間がかかったが、後半まで読むと、読みながらすでに再読を検討していた。よくいる面白いか、面白くないかで評価するような人には到底理解出来ないとは思う、そんなすごい作品だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月22日
60年前に桑原武夫訳(河出書房)で読んで以来の再読。後期高齢者になって読んでみて気づいたこと。①若い時読んだ文章はそのまま記憶に保存されている。当時何度も読み返したせいか、デルヴィール夫人の(この美少年、ほんとうにいけないまねをする!)とか、「まあ!かわいい小さな司祭さま」という料理番の娘のセリフと...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月04日
上下巻有。
野望に満ちた貧しい神学生ジュリヤン・ソレル。
ナポレオンにあこがれる彼は順調に出世の道を歩むが、一途で極端な性格が災いし、陰謀にまきこまれてしまう。
プライドの高さ、物事に対する考え方、世の中に対する反感と出世欲、挑戦欲などが学生時代の私に酷似していて、大変共感できた。
もっとも、私はジ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月12日
初めてこの作品を読んだ時は、高校生。
作品のボリュームや作品に描かれている歴史的背景に
圧倒される、というか苦戦しながらも、内容が面白くて
なんとか最後まで読んでしまった。
この時自分が主人公ジュリヤン・ソレルに対して抱いた感想は
「自分の野心達成のためには手段を選ばない、
女の心を弄んだり、その...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月19日
読書会のプレゼント企画でいただいた一冊。学生時代以来、約20年ぶりの再読になる。ナポレオンに憧れて立身出世の野心に燃える青年が主人公なのだが、ページのほとんどを地方の名士の奥様である人妻相手に恋愛の駆け引きを楽しむ描写で費やしている。心理描写らしいモノが皆無に近い現代日本の小説に慣れていると、心内文...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月25日
ジュリアンとレナール夫人、ジュリアンとマチルダの恋愛が描かれるが、3人3様の心理が面白さの焦点。レナール夫人は子供が複数いるのに恋愛には初心で3人の中では一番純粋に相手を愛することができる人。マチルダは地位と金、若さと美しさ全てを持っているが退屈で持ってないのは幸せだけ、という人で、恋愛を人生ドラマ...続きを読む
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