凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂

凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂

作者名 :
通常価格 671円 (610円+税)
紙の本 [参考] 680円 (税込)
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作品内容

少女は、刑事にならねばならなかった。

1992年7月、北海道釧路市内の小学校に通う水谷貢という少年が行方不明になった。両親、警察関係者、地元住民の捜索も実らず少年は帰ってこなかった。最後に姿を目撃した同級生の杉村純少年によると、貢少年は湿原のほうへ向かっていったという。
 それから17年、貢の姉・松崎比呂は刑事となって札幌から釧路の街に帰ってきた。その直後、釧路湿原で他殺死体が発見される。被害者は、会社員・鈴木洋介34歳。彼は自身の青い目を隠すため、常にカラーコンタクトをしていた。比呂は先輩刑事である片桐周平と鈴木洋介のルーツを辿るように捜査を進めてゆく。
 事件には、混乱の時代を樺太、留萌、札幌で生き抜いた女の一生が、大きく関係していた。
  『起終点駅(ターミナル)』で大ブレイク! いま最注目の著者唯一の長編ミステリーを完全改稿。待望の電子化!

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2015年11月06日
  • 紙の本の発売
    2012年06月
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年03月01日

     桜木紫乃が釧路の作家であることを武器にして書く小説とは何だろうと、考えたとき、やはり釧路という風土の特異性を生かした作品ということを考える。そしてそれが成功してゆくからこそ、この作家は直木賞に辿り着いてゆくのだろうと思う。

     そればかりか、この作家は北海道らしさを作風にとても色濃く出しているよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月29日

    この本はミステリーのようで、ミステリーではない。いつもの桜木さんの小説、強い女性の小説。

    樺太のこと、何も知らないことを知りました。

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    Posted by ブクログ 2020年09月26日

    題名にある女性刑事松崎比呂が、『氷の轍』の大門真由同様、彼女自身が事件に深く関わりを持っている。
    一方、捜査の主役は『氷の轍』と同じく片桐周平が担当する。後読みになったが、本書が先行刊行作品のようだ。
    1992年7月の出来事で幕が開け、次は1945年8月の終戦前夜の話になり、そして2009年に事件が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月22日

    直木賞作家、桜木紫乃さん初めてのミステリー長編。北海道警釧路方面本部女性刑事第一弾。釧路湿原でブルーアイの男性の死体が発見される。樺太、留萌、小樽、札幌、室蘭を舞台にある女性の半生が事件の鍵を握る。

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    Posted by ブクログ 2019年12月27日

    最初の方に出てくる性描写が女性作者のわりにリアルで生々しくしいと感じた。

    時代が戦後直後の北海道を、舞台にしているということもあって、環境の極寒と人の余裕の無さからくる冷酷さがよく伝わってきた。

    そこから紐解いていく殺人事件。時をまたいで、解決していく内容深めの話だと思う。

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    Posted by ブクログ 2018年07月30日

    樺太の話〜とても興味深かったが、犯人の動機にあたる人間関係をもっと詳しく書いてくれないと、腑に落ちにくい。誰が誰だかちょっと混乱した。

    釧路湿原、普通に観光コースに入っているけど、怖いねぇ!

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    Posted by ブクログ 2016年01月15日

    数日前に読んだのに中身を忘れた
    そのくらいの内容だったってことだ
    あ、思い出してきた
    オチは、最初の方で読めた

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    Posted by ブクログ 2023年05月18日

    初めての桜木紫乃さん。
    何て言えば良いんだろう、話は面白いし、時代が行ったり来たりする構成も無理なく分かりやすくて読み易いんだけど、ちょっと荒削り?
    キクの系列と比呂の系列の、2つの系列があるけど、この関連性がよく分からなくて。で、どこでどう関係してこういう事件が起きたのかがどうも腑に落ちない。その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月09日

    会社の先輩にお借りした一冊。

    この本もなかなか本の世界に入り込めず難儀してしまった。

    樺太の描写になるとページを捲る速度が上がるのだが、メインの刑事側の描写、現代の事件捜査の方になると気もそぞろになって、文章が物語として頭に入ってこない(^^;;


    1992年、小学校に通う水谷貢が釧路にある湿...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月02日

    新聞広告で「釧路」の文字に惹かれて第一作を読む。桜木紫乃は初めてだけど、丁寧で美しい文章を書くのだね。
    よくある女性刑事物語とは一線を画す格調高い文章、(女性作家ならではの)主人公である刑事 松崎比呂のリアルな感情、脇役にも個性を持たせるキャラクター設定、などなど面白小節の要素がすべて揃っている。
    ...続きを読む

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