誰でも実践できるレビュー手順書、シナリオを大幅追加
「要件定義書や設計書などのドキュメントレビューに時間をかけているのに、重大な問題を見逃してしまう」。その原因は、間違ったレビューのやり方にある。本書は、誰にでもできる効果的なレビューの手順を解説する実務書だ。チームリーダーおよび数人のレビューアーがドキュメント作成者とともにレビュー会議を開いて問題を指摘する典型的なチームレビューを想定し、リーダー、レビューアー、ドキュメント作成者ごとに手順を示している。レビューアーやドキュメント作成者が持つべきマインド(心構え)も含む。改訂版では、問題種別設定の事例と対応するシナリオを大幅に追加した。レビューで何を優先すべきかを考えるヒントになる。
Posted by ブクログ 2017年10月14日
観点を絞ったレビューは効果ありそう。ただ、同じ成果物を何度も見ることになるので、飽きっぽい自分が耐えられるかどうかが心配。
成果物ごとのレビュー観点を洗い出すところから始めてみよう。
あと、人間系というか、マインドに触れられていたのも面白かったところ。思わず、あるある!って言いたくなることがたくさん...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月09日
もとITエンジニアの研究者が、ソフトウェア開発400社の協力を得て、レビューのやり方を調査。些末な指摘や人格攻撃を排し効果的なレビューをするには、レビューの指針となるシナリオを作成し、些末な問題にとらわれず1件づつ実行し、記録・振り返りを行うこと。
方法や進め方についても、事例についても、具体的で...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月14日
レビューの目的を定め共有すること。感情的にならないこと。些末なことより重要なことから指摘すること
●感想
この本に書いてあることは「フィードバック術」とかなり被ることも多い。ドキュメントレビューで大事なのは「攻撃的にならないこと」「些末なことを取り上げない」こと。冷静に改善点を伝えることが大事...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月31日
アプリケーションの開発で設計レビューについて、経験則に偏ることがあると実感しました。
そのため、設計レビューについて考えている書籍を手に取りました。
4章に分けて、具体的な例を提示しながら論が展開していきました。
以下のような内容が印象に残りました。
成果物と個人は切り分けること。
レビューを...続きを読む