南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬

南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬

737円 (税込)

3pt

標高3,193mを誇る北岳の警備派出所に着任した、南アルプス山岳救助隊の星野夏実は、救助犬メイと過酷な任務に明け暮れていた。苦楽を分かち合う仲間にすら吐露できない、深い心の疵に悩みながら──。やがて、登山ルートの周りで不可解な出来事が続けざまに起こりはじめた……。招かれざるひとりの登山者に迫る危機に気づいた夏実は、荒れ狂う嵐の中、メイとともに救助へ向かった! 【解説】細谷正充

...続きを読む

南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    浮かび上がる情景

    2019年12月09日

    引き込まれるように読みました。
    山々の景色、メイの瞳、人々の動きや表情が、あたかも映像のように浮かび上がり入ってきました。命の息吹を吹き込んでくれる傑作だと思います。
    他のご著書も拝読します。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月12日

    山の日に読書。北岳にも登ったことがあるので、より情景が想像出来て楽しめた。山岳小説と警察小説と動物小説の融合。救助犬メイとハンドラー夏実の絆に、後半は泣いてしまった。
    続くシリーズも読みたい。そして山に行きたい。

    2018.8.11

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月20日

    あまり吟味せずなんとなく買った本だったけど、面白かった。
    3.11、犬と人、山岳救助、いろいろな要素が詰まった作品ですが、主軸はやはり主人公の夏実と救助犬メイの絆でしょう。
    終盤にかけて、涙腺が緩みそうになるシーンが多々あるので、電車の中とか会社とか人前で読む際は注意です。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    厳しい冬やまを舞台に、山岳救助隊に配属された女性警察官とバディのボーダーコリーの活躍は思った以上に面白く、話にのめりこめた。震災など身近な背景もまた、小説に現実感をもたらしてくれている。
    惜しいのはやはり山岳や登山用語などが所々出てくることで、用語の意味を調べたりと話を進めるのが止められてしまうもど...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月14日

    どこかで「ブロッケンの悪魔」のことを見て読んでみようかと思ったが、シリーズ物だったので最初のものからにしようと、まずこの本を買ってみた。

    シリーズ物の最初ということと、主人公が初めての職場に着任することが重なって、途中までは小ネタを挟みながら登場人物や救助犬や山岳救助隊の仕事や北岳周辺の様子を説明...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月22日

    犬好きにはたまらない!ボーダーコリーって賢いしかわいいよなあ
    山用語がふんだんに出てくるので、分からないとちょっと読み止まってしまうかも。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月06日

    この作者が書く山の世界が好きです。南アルプスに住んであるというだけあって、情景が鮮やかに浮かんで来ます。物語も感動あり、スリルありと目が離せない展開で面白いです。ただ、最初の方に、福島の震災の事が書かれていて、あれ?南アルプス山岳隊の話だったよね?とタイトルを見直しました(笑)現実にあった事を加える...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月08日

    主人公は、南アルプス山岳救助隊に属するハンドラー。そして、共感覚という特殊な能力を持っている。
    そんな彼女の成長物語かと思っていたら、終盤にきて事件性を帯び、俄然警察小説の趣きになって、急展開した。
    著者は、南アルプスの山麓に居を構えているとのこと、それだけに山の描写は美しくリアルで、山の魅力はいや...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年07月25日

    標高3,193mを誇る北岳の警備派出所に着任した、南アルプス山岳救助隊の星野夏実は、救助犬メイと過酷な任務に明け暮れていた。苦楽を分かち合う仲間にすら吐露できない、深い心の疵に悩みながら―。やがて、登山ルートの周りで不可解な出来事が続けざまに起こりはじめた…。招かれざるひとりの登山者に迫る危機に気づ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月28日

    いつまでも続く前置きをノロノロ読んでいると、半分をかなり過ぎたあたりで思いもがけない展開へ。そこからは面白くて一気でした。そしてその後のまたまた長いエピローグは3行まとめて読み飛ばし。山と犬の描写には好感が持てました。”岳”の影響がちらほらと。

    0

南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

徳間文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

樋口明雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す