烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

671円 (税込)

3pt

かつて高度な知能を持った竜が支配し、魔素を利用した文明に支えられた世界。 十年の間、戦争を繰り広げてきたメフィウスとガーベラは王族同士の政略結婚により、その長い戦いに終止符を打とうとしていた。 幼い頃、戦争により故郷を追われ剣闘士となったオルバは、瓜二つの容姿をしていることから、婚礼を控えた、うつけと噂されるメフィウスの皇子とすり替わることになる。 一方、勝気なガーベラの姫・ビリーナは、皇子を篭絡して自国の利益を図ろうとひそかに決意する。 そんな二人の婚礼の途中、何者かの襲撃があり!? 二人の思惑と和平の行方は──?

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烙印の紋章 のシリーズ作品

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  • 烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える
    671円 (税込)
    かつて高度な知能を持った竜が支配し、魔素を利用した文明に支えられた世界。 十年の間、戦争を繰り広げてきたメフィウスとガーベラは王族同士の政略結婚により、その長い戦いに終止符を打とうとしていた。 幼い頃、戦争により故郷を追われ剣闘士となったオルバは、瓜二つの容姿をしていることから、婚礼を控えた、うつけと噂されるメフィウスの皇子とすり替わることになる。 一方、勝気なガーベラの姫・ビリーナは、皇子を篭絡して自国の利益を図ろうとひそかに決意する。 そんな二人の婚礼の途中、何者かの襲撃があり!? 二人の思惑と和平の行方は──?
  • 烙印の紋章II 陰謀の都を竜は駆ける
    671円 (税込)
    初陣で勝利を飾り帝都へ凱旋したオルバ。都では皇帝の専横が目立ちはじめていた。反皇帝派の不穏な噂を耳にしたオルバは、真相を探るため建国祭の大剣闘大会に出場することになる。ガーベラからの使者ノウェ、ビリーナに敵意を燃やす皇太子の義妹イネーリ、オルバを操ろうとするフェドムなど、帝都は様々な思惑の坩堝と化す。 そんな中、オルバは皇太子と剣闘士、二つの役割の間で揺れ動く。一方、ビリーナはオルバへの複雑な想いと、異国の姫という立場の間で思い悩む。はたして二人の関係と帝都を舞台にした政争の行方は──!?
  • 烙印の紋章III 竜の翼に天は翳ろう
    649円 (税込)
    帝都ソロンでの反乱を阻止しますます名声を高めたオルバは、皇帝により辺境のアプター砦へ赴くよう命じられる。そこはかつてビリーナの故国ガーベラに占領され、メフィウスへと返還されようとしている地だった。そしてその機を狙って隣国タウーリアの侵攻が噂されていた。 元剣奴隷の近衛兵などわずかばかりの手勢を率い、ビリーナと共にアプターへと進発したオルバ。一方、ガーベラではエンデ公国との戦端が開かれようとしており、メフィウスの援軍を必要としていた。一触即発の状況の中、寡兵しか持たないオルバがふるう采配とは果たして──!?
  • 烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ
    649円 (税込)
    兄の悲劇を知ったオルバは、その元凶である自軍の将軍・オーバリーへの復讐の念を新たにする。そのオルバが泣くのを目撃してしまったビリーナは接し方を思いあぐね、また帝都からは“皇太子ギル・メフィウス”の正体について疑念を持つイネーリが来訪する。 そんな中、ついに復讐へと動きはじめるオルバ。一方、ビリーナの故国・ガーベラへ隣国エンデの公子・エリック率いる軍勢が進発。開戦まで一刻を争う事態となっていた。オルバは“皇太子ギル”として、そして“オルバ自身”として決断を迫られるが──。
  • 烙印の紋章V そして竜は荒野に降り立つ
    649円 (税込)
    なり代わっていたメフィウス皇太子ギルの死を偽装して表舞台から姿を消し、タウーリアの傭兵となったオルバ。 折しもタウラン全域は魔道士ガルダの脅威に揺れていた。その次なる標的と目されるのは都市国家ヘリオ。だが、そこは謀反や妖艶な王妃マリレーヌの変節など、多くの内憂をも抱えていた。 オルバは援軍としてそのヘリオへと赴く。復讐を果たした後、確たる目的も定められずに一介の傭兵として戦うことになるが、運命はオルバを新たな挑戦へと駆り立てる!
  • 烙印の紋章VI いにしえの宮に竜はめざめる
    671円 (税込)
    魔道士ガルダの軍勢からヘリオを奪還したオルバたち。それを端緒にアークス・バズガン率いる西方連合軍はガルダ打倒を目指す。 傭兵の一小隊を任されたオルバは、猛将ニルギフが守るカダインへと向かうことになるが、そこでは恐るべき罠が待ち構えていた。 西方全体に広がった戦火は、それぞれの思惑までも呑み込んでいくが── かつてない難敵を前にオルバの抱く覚悟とは? ガルダとの決戦の行方は!?
  • 烙印の紋章VII 愚者たちの挽歌よ、竜に届け
    649円 (税込)
    婚約者のギルを亡くし失意のビリーナだったが、その死の真相を探るため帝都ソロンを発つ。ホゥ・ランとも再会し、二人は再びアプター砦へ赴くことになる。 一方、ガルダ打倒を果たしたオルバはタウーリアへと凱旋。束の間の平穏を享受する。しかし、そんな折にメフィウスによるタウーリア電撃侵攻の報が入る。 グールの独裁がますます強まる状況の中、ノウェ&ゼノンやイネーリ、シモンなどの面々も次の一手への布石打つ。 新たな戦乱の到来とともに、オルバとビリーナの運命も再び交錯する!
  • 烙印の紋章VIII 竜は獅子を喰らいて転生す
    649円 (税込)
    銃撃を受け昏倒したオルバ。そして戦場で行方不明となったビリーナ。二人が身動きの取れないなか、メフィウスの再侵攻にそなえて西方各地より援軍がタウーリアへと集結してくる。 一触即発の事態を前に、回復したオルバはとある決断をくだし、シークを密使としてアプターへと向かわせる。一方、その頃アプターでは、オルバの元部下たちの身に危機が迫り、またビリーナにも怪しい影が忍び寄っていた。 はたしてオルバの決断とは、そしてビリーナの運命の行く先は!?
  • 烙印の紋章IX 征野に竜の慟哭吹きすさぶ
    693円 (税込)
    西方より舞い戻り“皇太子ギル”として復活をとげたオルバ。ビリーナとも再会を遂げ戦いに向け準備をはじめる。 一方、皇帝グールは帰還したギルを偽物と断じ、一軍をアプターへ差し向ける。 圧倒的な戦力差のなか、皇太子として反皇帝の狼煙をあげなければいけないオルバは、寡兵をもってして鮮やかな勝利を得るべく策を練る。 両軍はついに激突の時を迎えるが──。
  • 烙印の紋章X 竜の雌伏を風は嘆いて
    715円 (税込)
    皇帝グールに対しついに反旗を翻したオルバは、辛くも緒戦に勝利しビラクを手中に収めた。 帝都ソロンでは皇帝の専横がますます目立ちはじめ、メフィウス国内の風がオルバに吹き始めるかに見えた。しかし、隣国ガーベラとエンデでも内紛が起き、それがメフィウスにも影響を与え始める。 ネダインでの反乱、そして竜神教の不穏な動きなど刻々と変化していく緊迫した情勢の中、オルバが選ぶ次の一手とは。そしてビリーナの覚悟とは。皇帝VS皇太子の行方ははたして―― ?
  • 烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)
    671円 (税込)
    勢力を増すオルバの軍勢。もはや看過できなくなった皇帝は、オルバを帝都へ招くという強行手段に出る。 一方、隣国エンデには、戦巧者の 『小覇王』 カセリア率いる東の大国・アリオン軍が迫るという事態に陥っていた。 アリオンの野心はエンデに留まらず、必ずやメフィウス、ガーベラにまで及ぶ ──。その危機を前に、オルバが、そして負傷をして祖国ガーベラに帰国したビリーナが行動を開始する!
  • 烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)
    693円 (税込)
    皇帝グールとの謁見を切り抜けエンデの救援へと向かうオルバ。折しもエンデ軍は大国アリオンの皇太子・カセリアの陥穽にはまり窮地に立たされていた。 一方、帝都ソロンでは皇后メリッサがグールとともに竜神教の神殿に立てこもっていた。膠着した状況の中、ガーベラより帰還したビリーナが使者の役を担うことになる。 それぞれの戦いに臨むオルバとビリーナの運命は!?

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烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    2021年03月28日

    私の中ではファンタジーラノベの最高峰です。
    めちゃくちゃハマりました。

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    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    ものすごく面白かった。剣と魔法の中世ファンタジー的異世界を舞台に、家族を殺され剣闘士として奴隷に身をやつして生きていた少年が、自国の第一王子の身代わりになる話。物語としてとても面白く、夢中になって読んだ。主人公のオルバは年齢も性別も生まれ育ちも全く私と違うのに、オルバの思考の流れに沿って、情報を収集...続きを読む

    0

    最高のシリーズ

    2015年08月10日

    自分が読んだ本の中でも最も面白いと思ったシリーズです。
    設定などはベタな部分がありますが、戦記ものが好きであれば必ずはまると思います。
    タザリア王国物語、火の国風の国物語とこの作品はおすすめです。
    物語の中で復讐というのがさ一つのテーマになっていますが、感情移入がしやすくて、文章を読みながら自...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月23日

    本格的な戦記物語で人気好評の長編ファンタジー。
    このライトノベルも読み始める前から実はかなり期待していた。
    ただ、最近読んだ、某人気長編ライトノベルが期待したほど面白くなかったので、今回も過度の期待は禁物かなーと眉に唾をつけながら読み進めたわけだけど・・・とりあえず、面白い。かなり、面白い。
    長閑な...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月23日

    凄く好きな物語
    オルバと王女の初顔合わせ時のすれ違い感情とか、王女が襲われた時のオルバの行動とか、自分のツボにはまる行動やら描写が随所にある
    ラノベにしては地味だが、自分にとっては最高の出だし

    奴隷が優秀すぎるのが玉に瑕だが問題無い

    0

    Posted by ブクログ 2017年01月01日

    「生きる」という強い意志にドロドロしたものを纏わりつかせながらも爛々とした瞳をもった主人公。読むのが引っかからないほどの血みどろ表現と筋肉躍動する戦いの描写が好きです。勇者を夢見つつ奴隷になったオルバの正義になれない真っ直ぐな心と、少年団や剣奴隷で身についた残虐といってもいい潔さと、まだまだ子供な精...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月22日

    皇子と瓜二つだったという理由で仮面を付けさせられた剣闘士.
    皇子が不慮の事故で死んだのでその替え玉になることに.

    なかなか面白かったよ.
    今後どうなっていくのか楽しみだわー.
    そして偽王子はあのハゲにどんな復讐をしてくれるのか.

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月20日

    いろんな方が言われている通り、最近ほとんど見なくなった異世界ファンタジーの戦記もの。
    決して人気があるわけではないけど、私のように一定のファンはおり、古くはロードス島戦記から空ノ鐘の響く惑星で、火の国風の国物語、近年ではカナクのキセキや天鏡のアルデラミン等々定期的に名作が出るジャンルでもあります。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月10日

    戦争系のファンタジー。

    最近のラノベはこういう系があんまりないので悲しい限りだ。
    他の方がいってるように設定がやや練切れていない?所はあるが
    雰囲気が暗く戦争やってる感じで好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月13日

    シリーズ一作め。12巻で最終の予定だそうです。ラノベらしからぬ骨太なファンタジー戦記。秘密を抱えたヒーローとヒロインの恋模様として読んでも勿論面白いです。名作児童書と並べてもひけをとらない作品だと思う。海外ファンタジーばかりじゃなく、日本にも成長ヒーローの名作はあります!

    0

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