アブラゼミの鳴き声、進まない宿題、お父さんの本棚とお母さんの赤い口紅、そして路地に潜む怪しい人影…。夏休みを過ごす少女たちの倦怠と混沌を描く「幼女誘拐」ほか、珠玉の短編からなる吉野朔実の世界。

ジャンル
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
小学館文庫
ページ数
344ページ
電子版発売日
2015年07月03日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • ブラウザ
  • いたいけな瞳〔文庫〕(1)
    完結
    通常版 1巻 432円(税込)
    アブラゼミの鳴き声、進まない宿題、お父さんの本棚とお母さんの赤い口紅、そして路地に潜む怪しい人影…。夏休みを過ごす少女たちの倦怠と混沌を描く「幼女誘拐」ほか、珠玉の短編からなる吉野朔実の世界。
  • いたいけな瞳〔文庫〕(2)
    完結
    通常版 2巻 432円(税込)
    中学三年の春、空(あける)の父は再婚した。義妹となった橡子(しょうこ)は、その美貌と、けっして制服を着ないという点で際立った少女であった…「橡(つるばみ)」ほか稀代のストーリーテラーが贈る極上...
  • いたいけな瞳〔文庫〕(3)
    完結
    通常版 3巻 432円(税込)
    冬の朝、いつものように出かけたきり帰らなかった父。それから、踏切で父を待つことが幼い栗太の日課となった…「犬」。など、清冽な世界を美しい筆致で描いた傑作短編7本を収録。
  • いたいけな瞳〔文庫〕(4)
    完結
    通常版 4巻 432円(税込)
    珠玉の短編、吉野朔実のイノセントワールド。『月の桂』『JUNGLE FLOWER』『恐怖のおともだち』『淡水魚』の4編を収録。
  • いたいけな瞳〔文庫〕(5)
    完結
    通常版 5巻 432円(税込)
    教師・妙子は不幸の影が漂う女だった。彼女の生徒・笹子(ささご)は、妙子に近づき穏やかな時間をもたらす。だが、彼は大きな秘密を抱えていた…「潤む炎」ほか。吉野朔実の魅力の粋を集めた物語の最終巻。

いたいけな瞳〔文庫〕(1)

Posted by ブクログ 2014年03月28日

一話完結のオムニバス作品。
詩的であり、哲学的であり、絵本のようであり、でもやっぱり間違いなく少女漫画。
繊細でありながら強く潔く、冷静でありながらロマンチック、現実の不条理も了解で含みこむシニカルさ。
うまく言えないが、この人に見せられて学んだことは多い。
12歳の時に初めて自分で意識して選んだ、...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(5)

Posted by ブクログ 2014年02月10日

「薄紅」を読んで、ちょっと吉田秋生の「櫻の園」を思い出していました。

桜の花びらの散るなか、ポツリポツリという雰囲気の会話が、すごい好きですね。

「卒業生の 桜色のスカーフ
 私 あの色 好きだったな」
「私は この浅葱色が 好きよ」
「緋も 悪くない」
「杏が 気の毒」
「藤も やだな」
「萌...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(4)

Posted by ブクログ 2013年10月31日

「嘘をつかずに男を騙す方法について」の次が、「花の眠る庭」。
すごい、並べ方だ。というか、この話が1人の人のなかに共存しているのがすごいです。
でも、「嘘をつかずに男を騙す方法について」は、よく読むと、2巻の「橡」と同じテーマにも思えてきます。

この巻で印象が強いのは、「花の眠る庭」と「百合の吐息...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(3)

Posted by ブクログ 2013年08月28日

この3巻の「いつも心にスキップを」というお話と、4巻の「嘘をつかずに男を騙す方法について」というお話が対になっています。

これは、アレですね。自由に生きている女の子が、もう決まった女の子がいる男にとっては、いかに危なっかしく見えるか(自分にとっても、相手にとっても)ということと、まだ、決めた女の子...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(2)

Posted by ブクログ 2013年07月01日

アインシュタインが、子どもに核を渡す話があって、これって、今の時代の方が、より切実な現実になっているよなぁと思う。

1番印象に残っているのは、「橡」。
でも、今回、改めて読んで、はじめて、空が通学の電車の中で自分の相手を見つけていたことを発見しました。
これは、ストレートに、出会ってくっつくような...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(1)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月12日

1990年~1993年 ぶーけに連載された作品。
今回、ブログ仲間の「asagiさん」からお借りして読んだ。
物凄く面白かった。ありがとう~~~。

■いたいけな瞳:1巻■

○自殺の心得
「私より好きな人が出来たのなら、それはいいから、それでもいいから
私2番目でいいから…」
そこまで言っても拒否...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(1)

Posted by ブクログ 2010年12月28日

以前、購入して読んでいて、まあ、印象が残っているわけですが……。
今、読んで見るとその時よりも、もっと理解できるなぁと思いました。

短編集なのですが、最初の「ラブレター」なんかは、とてもよくわかる。それに、熊のぬいぐりみ10万円も、おもちゃのことに興味を持ち始めて、はじめて理解できる部分もあります...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(1)

Posted by ブクログ 2010年09月04日

むか〜しむかし、学生時代、「吉野朔美のまんがに出てくる感じに似てるね」と、友人に言われたことがある。とはいえ、その頃は読んだことがなかったので、どう思えばいいのかがわからなかったなぁ。「幼女誘拐」いきなりガッツン!いろんなとらえ方がある。読む度ごとに惑う。子供は嫌いだ。そして、自分もそんな子供だった...続きを読む

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いたいけな瞳〔文庫〕(1)

Posted by ブクログ 2006年11月27日

短編集のような本。どの物語もいろんな方向から考えることができそうで、できなさそうで。
何回も読み返しました。

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いたいけな瞳〔文庫〕(2)

Posted by ブクログ 2004年10月16日

漫画連作短編集その2。
この中で一番すきなのはやはり怜悧な読後感の第13話「月の桂」だろうか。どれも面白いっすよ。

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