マンガの論点 21世紀日本の深層を読む

マンガの論点 21世紀日本の深層を読む

1,776円 (税込)

8pt

4.2

10年前すでに戦争とテロと格差社会を描いていたマンガは、つねに世相の3歩先を映し出す予言の書である。そしてその後、何を予言し的中させてきたか。マンガを論じるとは、まさにこれを読み解くことでもある。『デスノート』『ソラニン』『すーちゃん』『へうげもの』『闇金ウシジマくん』『20世紀少年』『この世界の片隅に』『JIN-仁-』『PLUTO』『鋼の錬金術師』etc.からフランスのマンガBD(ベーデー)まで、この10年間の数百冊を取り上げ、読み方のヒントを明示し、現代日本そのものを読み解く。

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マンガの論点 21世紀日本の深層を読む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年01月22日

    マンガの見方
    売れる面白いには理がある
    あらすじの説明よりも内容の深読みがある
    漫画は日本の文化である

    海外発信するようになった

    0

    Posted by ブクログ 2015年09月21日

    クソ長くクソ分厚いのだが1章1章が力が入っていて読み応えがある。マンガを作品単品の批評だけに留めず、現代政治、芸術、音楽、歴史、哲学など幅広いものと比較し考察している。どれも元のマンガが読みたくなるという意味でも最高の漫画紹介本である。

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月11日

    分厚い。774ページ。10年にわたって数百冊ものマンガを取り上げ、かつ熱量の高い解説が続く。著者のマンガの見方に賛成するところも首をかしげるところもあるが、一番一番の相撲に集中してる感は見事。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月31日

    マンガがこれだけあることやフランスマンガがあることにはびっくりである。しかし、中国のマンガを説明できないのは、流行ったマンガしか説明できないという雑誌連載の限界がある。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月29日

    800ページ近い分厚い新書。直近10年間のマンガ評論

    著者はフランス文化専門の大学教授。
    マンガ評論も歴史感を持って取り組むべしとの持論あり。

    しかし、公平な評論などある訳もなくかなり著者の好みによる評論も多い。

    著者の好み
    ポスト団塊世代で、いわゆる「マンガ読み」が好む作品が好み。
    何かしら...続きを読む

    0

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