沖縄返還直前、タカ派御用達の英字新聞記者・伊波尚友は、CIAと見られる二人の米国人から反戦運動家たちへのスパイ活動を迫られる。グリーンカードの発給を条件に承諾した彼は、地元コザへと戻るが――。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2015年06月30日
紙の本の発売
2012年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50
  • 弥勒世 上
    通常版 1巻 950円(税込)
    沖縄返還直前、タカ派御用達の英字新聞記者・伊波尚友は、CIAと見られる二人の米国人から反戦運動家たちへのスパイ活動を迫られる。グリーンカードの発給を条件に承諾した彼は、地元コザへと戻るが――。
  • 弥勒世 下
    通常版 2巻 950円(税込)
    アメリカのスパイとして働く尚友。一方で、幼馴染みの比嘉正信、やくざのマルコウと計画していた米軍基地襲撃のときが迫ろうとしていた。衝撃のクライマックス!

弥勒世 上

Posted by ブクログ 2013年08月29日

不夜城・鎮魂歌以来の傑作。痛くてヒリヒリと焦燥感をあぶる1969年、返還前の沖縄を舞台に、いつもの馳星周の世界が展開される。
「いつもの馳星周の世界」ではあるんだけど、沖縄の中の差別や戦果アギャーなどの裏面史を背景に彩ることで重層的な世界が広がって、重厚感に昇華されている。
この本を読む前に佐野真一...続きを読む

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弥勒世 下

Posted by ブクログ 2013年08月05日

残酷なラストだなと思う。主人公の葛藤弱さ、話がうまくいきすぎなど多少気になるところはあるが、話に引き込まれて一気に読んでしまった。
返還前の沖縄の様子がこうだったのだろうなと驚き、発見も交えて読む。出来事の返還は知っていたつもりだが、様子をありありと見え重い歴史を抱えていることを再認識。また沖縄の方...続きを読む

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弥勒世 上

Posted by ブクログ 2017年02月26日

なんだか分からないけれど読み進めてしまう、
今回も馳星周らしさを出した破滅的な作品。

沖縄というタブーなエリアに踏み込みつつも、
遠慮することなく破滅的な道を突き進む内容は、単純に凄いと思います。
沖縄人を(勝手な?)定義付けしちゃったりとかw

もう少し削れるでしょ?とか色々と感じることはあるけ...続きを読む

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弥勒世 下

Posted by ブクログ 2013年11月02日

弥勒世(みるくゆ)とは仏教用語にて神々に祝福された豊穣の世界の事。舞台は返還以前の沖縄。特徴は沖縄に纏る史実の裏に隠された県民の心の闇、葛藤を主人公の新聞記者を通して忠実に再現した事。改めて沖縄はかつて琉球王国であったという事を強く感じいる。筆者得意のノワール文学と相まって最後まで強く引き込まれまし...続きを読む

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弥勒世 上

Posted by ブクログ 2013年08月04日

戦後、施政権変換直前でアメリカに占領されている頃の沖縄を舞台に変換に至るまでの混乱を描く。レビューは下巻で。

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