工学部ヒラノ教授

工学部ヒラノ教授

561円 (税込)

2pt

朝令暮改の文科省に翻弄され、会議と書類の山に埋もれながらも研究、講義に勤しむ工学部平教授。安給料で身体を酷使する「女工哀史」さながらの毎日。累々たる屍を踏み越えつつ頂上を目指す大学出世スゴロク。そして技術立国日本の屋台骨を支える「納期厳守」「頼まれたことは断らない」等エンジニア七つの鉄則。理系裏話がユーモアたっぷりに語られる、前代未聞の工学部実録秘話。

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工学部ヒラノ教授 のシリーズ作品

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  • 工学部ヒラノ教授
    561円 (税込)
    朝令暮改の文科省に翻弄され、会議と書類の山に埋もれながらも研究、講義に勤しむ工学部平教授。安給料で身体を酷使する「女工哀史」さながらの毎日。累々たる屍を踏み越えつつ頂上を目指す大学出世スゴロク。そして技術立国日本の屋台骨を支える「納期厳守」「頼まれたことは断らない」等エンジニア七つの鉄則。理系裏話がユーモアたっぷりに語られる、前代未聞の工学部実録秘話。
  • 工学部ヒラノ教授の事件ファイル
    638円 (税込)
    事件は工学部で起きている。定年退職して後顧の憂いがなくなったヒラノ元教授は、象牙の塔で目の当たりにした悪事を一切合財ぶちまけた。研究費横領、経歴詐称、セクハラ、アカハラ、データ捏造、論文盗作、そして美人女子大生の蜜の罠……理系世界の暗部を暴く元教授の筆はますます冴え渡る! 日本の未来を担う工学部キャンパスで勃発する「犯罪」の数々を紹介した実録秘話。
  • 工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行
    594円 (税込)
    日本の平(ヒラ)教授はノーベル賞級天才たちと渡り合えるのか? 勇躍アメリカに乗り込んだヒラノ教授を待っていたのは、目を疑うような現実だった。日本とは桁違いの大学の資金力。教師も学生も一流と二流以下にはっきり分かれる序列社会。「白熱教室」で正義を学びながらも卒業後は金を稼ぎまくるエリートたち。熾烈な出世レース事情から女子大生の蜜の罠まで――涙と笑いのアメリカ報告。

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工学部ヒラノ教授 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    東工大と言う日本の頂点層に君臨する学府の人間模様 面白く読みました。妥協を知らない数学者 期限を守る工学部 言い得て妙 スッキリ愉快な文章にテンポ良く読める作品です

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    Posted by ブクログ 2017年05月07日

    非常に面白かった。
    理系というか工学系のある意味 ピュアで頑固一徹な、そして素直でお人よしなエピソードが満載で、共感する点がタップリでした。
    生徒から学生に変化する大学は、自ら学びたいという点と、教官の研究を進めたいという点が、トレードオフの関係ですが、既に社会の縮図が出来ていて痛快です。
    エンジニ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月27日

    mamoruk さんの日記で度々登場するので、面白そうと思って読んでみたら、想像以上に面白かった。
    小説風に書かれているものなのかと思っていたら、フィクションなのは「ヒラノ教授」という名前だけで、あとはノンフィクションそのもの。

    「年3000時間の雑用」など、時間が具体的に書かれているのが、ORっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月17日

    東工大へのあこがれとか、我が子は理系に進んでほしいという勝手な思いとかを背景に、暇つぶしを目的に手にしました。
    前半、大学のぶっちゃけ話、楽しめます。
    後半は問題提起も。エンジニアの方たちに改めて敬意を表するとともに、今後の大学教育や研究環境の充実を望みたいものです。が、期待はできないのかも。

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    Posted by ブクログ 2015年03月02日

    シリーズものの他の作品と重複は多いですが、やはり面白いです。

    特に工学部10か条と優秀な学生の話は感心することしきりで楽しかったです。

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    Posted by ブクログ 2015年03月08日

    工学部教授の実態を教えてくれる。学校も教授も一流二流があること。なので、ノーベル賞の中村さんは米国に逃れたんだ。教授連は、思いもほか真剣に学部生を気にかけてるものだと感じた。2015.1.12

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    Posted by ブクログ 2014年03月22日

    大学教授は、本当に希な職業である。
    大学進学率が増えて、大学生を経験しても
    ほとんどの人が、その日常を知ることはないだろう。
    この本に書かれていることは、おおその通りと思うことも非常に多い。かなり真実に近いことが語られていて、非常に楽しく読めた。

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    Posted by ブクログ 2014年02月21日

    ブンジニア(文武両道のエンジニア)を名乗る?理系大学教員の悲喜こもごもを描いたエッセイ。
    大学の運営はこのように行われているんだなあという内部からの視点、一般教養の担当教員がいかに低い立ち位置であるのかだとか、教授職がいかに研究そのもの以外の様々な軋轢と戦うポストであるのかだとかが軽妙洒脱に記されて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月17日

     同期にも教授になったのがちらほら出てきたこともあり、母校ネタもある本書を読んだ。現役時代、全く看過してきた多くの事実を今頃しり、新鮮な驚き、そして指導者の苦労を思う。
     何かにつけアメリカの大学との比較となってしまうのが悲しいが、日本の大学はそれはそれでかなり良い点も多いと本当に思う。しかし、本書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月17日

    単行本時から気になってて文庫化で購入。
    もっと小説家とおもいきやエッセイ寄り。笑ってる場合じゃないけど、アカデミズム関係者の自虐って質が高い。ネタ元たる文学部唯野教授も面白いけどこれもまた違った味わい。

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