リベラルアーツの学び方

リベラルアーツの学び方

2,200円 (税込)

11pt

世代も国境も越えて通用する、
現代を生きる知恵としての「リベラルアーツ」を、
自然科学から社会・人文科学、芸術まで、
学ぶ意味、方法とともに縦横無尽に語りながら、
「知」の広野を駆けめぐる!

ギリシア・ローマ時代にその起源を遡る、
人の精神を自由にする学問である「リベラルアーツ」。
本書ではそれを、実践的な意味における「生きた教養」として捉え、
いまそれを学ぶべき意義はどういうものか、どのような方法と戦略で学ぶべきかを論じ、
そして、いま学ぶべき「リベラルアーツ」、その具体的な書物や作品を、体系的、総合的に深く解説する。

知識ではなく知恵の時代、教養のための教養ではなく、
思考や行動に影響を与え、ビジネスや人生そのものを
成長させていくための、本当の教養の学び方がここに。

〈目次〉
はしがき――リベラルアーツをあなたのものに
第1部 なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか?
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
第1章 基本的な方法
第2章 実践のためのスキルとヒント
第3部 実践リベラルアーツ──何からどのように学ぶのか?
第1章 自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る
第2章 社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション――批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ
第3章 芸術――物事や美に関する深い洞察力を身につける
あとがき――リベラルアーツが開く豊かな「知」の世界

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リベラルアーツの学び方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月13日

    入門書としてよいのでは。西洋理解の鍵は、4つのリンゴとか、シェークスピアとか、トルストイとか、絵画をみろとか、クラシック音楽をきけだとか。日本にも、中国にも古典もたくさんあるので、ある時期、無駄とおもわれるものに使ってみるのもよいかも。

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    Posted by ブクログ 2017年10月07日

    リベラルアーツとは、「人の精神を自由にする幅広い基礎的学問・教養」のこと。
    この本においては、「単なる知識としてではなく、柔軟な思考力、想像力、感性を身につけるためのもの」と定義されている。

    第一部のリベラルアーツについての論は、言っていることはわかるが、理由はなんだろう?というのがいまいちわから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月16日

    最近は、日本の大学でリベラルアーツを取り入れている。しかし、アメリカで実施されているリベラルアーツは、少人数の教室で広い教養を学ぶことで、生徒と先生同士が議論するものみたいだ。また学部1、2年目はそもそも専門は学ばず、幅広い科目を履修し、大学院に行く前提で、専門を決めて行くという。その点においては、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月12日

    1部 なぜリベラールアーツを学ぶ必要があるのか

    これまでの蛸壺型の知識では得られない、生きるために必要な課題を設定し、それを解いていくような、「知恵の活用方法」を身に着けることであることをまとめている。

    2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略

    1章は、6つの観点から、批評的・...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    リベラルアーツがいかに重要かが書かれている。
    本、映画、音楽、美術、漫画など様々なジャンルからどのようにリベラルアーツを学ぶか

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    Posted by ブクログ 2020年02月11日

    内容は、それほど期待していたわけではなかったので、良くも悪くも予想通り。それが悪いわけではない。ちょっとでも興味を持つ本が紹介されていたのでそれで十分。
    視野を広く持って色々な"アート"に触れて考えることは良いこと。
    何がリベラルアーツなのか、という話は考え出せばそれだけでしんど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月04日

    リベラルアーツって書くと何だか小難しい感じがするけど、要は「教養」です。教養と書いて、それでも小難しいなら僕の場合は「専門外で気になること」に集約されます。こういう時こそ、本という存在が僕にとっては大きい。

    ちょっとでも気になることあったら、そのテーマに関する本を「5冊」読む。その結果、さらに興味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月01日

    リベラルアーツは学ぶと言うよりは人間を知るきっかけになる学問だと感じた。

    教養課程が日本の学校には少ないですが、フィンランドの教育のように本から学べることの一つではないかと思う。

    参考図書がたくさん掲載されているので、それを参考に時間をかけて学んでゆきたい課程ですね^_^

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    Posted by ブクログ 2016年10月16日

    リベラルアーツ論の中でも、かなりユニーク本だと思った。大学教員が教育上推奨する文献と、本書で紹介されている作品とでは選書基準が異なる印象を持った。その理由の一つには、著者が専門職大学院としての教員ではあるが、良い意味でディシプリンにしばられていないセレクションとなっていることが挙げられよう。大学にお...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月18日

    著者は、2013年にベストセラー『絶望の裁判所』を発表した元最高裁判事の瀬木比呂志。
    「リベラルアーツ」の起源は、ギリシャ・ローマ時代に自由人が学ぶ必要のある7科(文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽)であり、現代でも一般的には大学における基本科目を指すが、近年注目されている意味での「...続きを読む

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