拳闘士の休息

拳闘士の休息

作者名 :
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作品内容

心身を病みながらも疾走する主人公たち。冷酷かつ凶悪な手負いの獣たちが、垣間みる光とは。村上春樹のエッセイにも取り上げられた、O・ヘンリー賞受賞作家の衝撃のデビュー短篇集、待望の復刊。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 海外小説
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
電子版発売日
2015年05月29日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

拳闘士の休息 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年03月13日

    この短篇集に登場する主人公の一人ひとりが病んでいます――精神面あるいは肉体面、あるいは両面において。さまざまな病魔とたたかうかれらは、つねに戦闘状態です。その意味で、訳者が言うとおり、かれらにとっての人生の舞台は、拳闘士にとってのリングに譬えることができます(そして実際、作者自身がそうであったように...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月15日

    この本を舞城が訳したらどうなっていたのかな、と思う。この本のほうが『コールド・スナップ』よりも全体の出来が格段に違っていい。トム・ジョーンズの繊細さや、孤独と恐怖、諦念や小さい希望がよく伝わって来て切ない。

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    Posted by ブクログ 2014年09月07日

    『蚊』がいちばん好きな短編だった。切れ味というか語り口調、物事の見方や世界をどうとらえているかカーヴァー好きな間違いなくオススメできるし、ブコウスキー好きにも。どこかこわれた登場人物たちは愛おしくはないが他人ではない、そんな感じ。

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    Posted by ブクログ 2014年08月13日

    表題作を含むベトものは「プラトーン」や「ディアハンター」じゃなく「ワンスアンドフォーエバー」や「フルメタルジャケット」に近い感じがした。社会や他者などから受ける精神的肉体的痛みが通奏低音のように全編に流れる。それに耐え反撃したとしても「ロッキー」のようなヒーローにはなれない。そもそも自ら望んだ闘いで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月27日

    糞まみれなのにクール。
    救いが無いのに軽妙洒脱。
    からりとした絶望。

    乾ききった糞のような小説。

    だが目が離せない。
    読むのを止められない。
    このスピード感に目眩まで感じる。

    とんでもない小説だ。

    翻訳の調子も素晴らしい。

    酔うように歌を聞くように一冊の本が読めるなんて。

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    Posted by ブクログ 2020年03月03日

    トム・ジョーンズというイギリスのポップシンガーと同名のアメリカの作家がこんなに面白い小説を書く人だとは知らなかった。きびきびした文体で退屈なところがない。ぐっと胸に迫る表現や描写が盛りだくさんで小説を読んで知らない世界に導かれる快感を味わった。訳者の岸本佐知子氏の腕前がいいということもあるだろう。

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    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    苦しかった。読んでいて苦しかった。

    この短編集に登場する人たちは、肉体的に、あるいは
    精神的に病んでいる人ばかり。

    癲癇(てんかん)の発作に苛まれる元海兵隊員、ガンが
    進行している老婦人、アル中の元ボクシング世界チャンプ、
    自分の名前すら思い出せないコピーライター、など。

    なぜこれほど病んだ人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月23日

    世界文学ワールドカップ。から
    ビブリオマニアな友人にすすめられて。
    岸本さんの翻訳。その時点で間違いない。
    リアルで生命力があふれる。
    しなやかでやたら筋肉質な感じ。
    どのお話もパワフル。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年08月23日

    苦しくて病んでて壊れててどうしようもないのに生き続ける力。ブレーク・オン・スルーのバギットが印象に残りました。コールドスナップが楽しみです。

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