Posted by ブクログ
2009年10月04日
『源氏物語』桐壺〜幻(雲隠)までのあらすじと共に、古典常識について解説されている。
これまで機械的に覚えさせられる授業を受けてきてために、古典があまり好きでないという人も、本書のように漫画という媒体であれば少しは馴染みやすいかと思われる。重要な用語は赤字で書かれており、また、当時の文化について分...続きを読むかりやすい解説が付されている。
本書は、大学受験を控える学生を対象としている。しかし、そうでない学生や、古典の世界に興味を持っている人も、国語便覧のような真面目な文章から知識を得る前に、本書で大まかなところを知る方が興味を持てるかもしれない。