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Posted by ブクログ 2010年12月28日
個々の知識人批判には内容にばらつきがある。竹田、加藤、橋爪、小浜ら団塊四天王については、著者自身も団塊の世代だからかなかなか読める。ついでに言うと著者も含めこの五人は、吉本隆明の思想を最も誠実に対象化し、それぞれ消化した論客たちでもある
それ以降はゴシップやら難癖成分が濃いが副島批判は完璧に正し...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月27日
並いる思想家、批評家、哲学者を名指しで罵倒している本です。
竹田青嗣、加藤典洋、橋爪大三郎、小浜逸郎の4人については、社会的現実性を手放そうとしないことをそれなりに評価しつつも、なお思想的・哲学的思弁に終始しており、「生活」している「ふつうの人」にとって彼らの「思想」など何の意味もないと著者はいい...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月28日
蒟蒻問答に自己撞着している知識人批判は痛快だけど、途中でちょっと飽きてきた。ちょっとワンパターンだ。
自分も若い頃に患ったが、知らない事実が世の中には山のようにあるということに気がついたことから始まる、社会的に共有された知性へのコンプレックスってやつが煮え立つ時期があるのは「わかる」んだよな。そし...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
インテリなんてものの胡散臭さを有名な学者連中の実名挙げてこき下ろす本。
面白いけれども、具体例の部分が冗長な気がします。あれほどくどくど例をあげて説明していくところに、著者自身も同じ穴の狢では?と、(著者の言う)インテリの臭いを嗅ぎとってしまいます。
しかし、この本を読んで、実名挙げられている...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月28日
教養と呼ばれるものを少しでも身につけようと、新書などで思想だ哲学だというようなものを読んだりするけど、たしかに分かったような気になって、より深い思慮を得たように感じたり、根拠も無く自分を一段上のレベルに上げられたと思いたかっただけとも思う。
やたらと難解な語句の連なりに理解が進まず、自分の頭の悪さに...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月09日
これを純粋に「批判書」だと思って読むと著者の思うつぼだと思いました(笑) 批判書であることは間違いないもののやっぱり元の思想家がどういう人たちであるかをかなり詳細に知っている人でないとおもしろさが全部伝わらないので、結局はかなり知ってる人向けです。
ただワンパターンな突っ込みが多いと言うレビューが見...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
「思想」というものは、私たちの生活に必要なのだろうか?
あるいは、思想や哲学が、今のこの状況下の私たちに、果たして有効な何かを示唆してくれるのだろうか?
本書では、日本の各方面で活躍中の知識人を片っ端から取り上げて、彼らの思考・表現活動が、いったいどれだけの意味をもち、一般読者大衆にど...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
・知を得ることに対して盲目的に価値を認めがちな私にとっては、
頭を少し冷やしてくれる効果を持つ本ではありました
・が、ただ単に延々と屁理屈が並ぶ本といえないこともない
・思想関係の書の一部分を抜いて「ほら分かりにくいでしょ」
って当たり前じゃん。
前後の文脈がないんだからさ。
・だから、単純...続きを読む
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