上司は思いつきでものを言う

上司は思いつきでものを言う

660円 (税込)

3pt

この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか――「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。【目次】はじめに/第一章 上司は思いつきでものを言う/第二章 会社というもの/第三章 「下から上へ」がない組織/第四章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ/あとがき

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橋本治流ビジネス書 のシリーズ作品

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  • 上司は思いつきでものを言う
    660円 (税込)
    この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか――「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。【目次】はじめに/第一章 上司は思いつきでものを言う/第二章 会社というもの/第三章 「下から上へ」がない組織/第四章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ/あとがき
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)
    693円 (税込)
    従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった――本書は、こんな“腑に落ちる”話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、橋本治からの「解」がぎっしり詰まってます。【目次】はじめに/第一章 乱世と勝ち組/1 「勝ち組・負け組」の原理/2「乱世」を考える/第二章 たった一つの価値観に抗する/1 隠されたトリック/2 「勝ち組」という基準を持ち出した人達/3 たった一つの方向性/第三章 悲しき経済/1 経済とはなにか/2 誰かが考えてくれる経済/3 スーパーマーケットと日本経済/4 世界の容量/第四章 どう生きてったらいいんだろう?/1 なんにも出来ない構造/2 どう生きてったらいいんだろう?/第五章 あとがきとおまけの一章/1 あとがき/2 たとえば「世襲制度」について

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上司は思いつきでものを言う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月12日

    サラリーマンが言う愚痴の代表格である「上司が思いつきでものを言い、自分たちは振り回されている」というところに着目して書かれた本。面白いです。

    面白すぎて第一章など数秒で読んでしまったのではないかと思うほどでした(そんなわけはないのですが)。
    何がこんなに面白いのだろう? と考えてみて思い至ったのは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月10日

    反論せずにあきれろ
    上司をバカにせず、バカかもしれないということを考慮する(親も同じ)
    日本は特殊なことをしているから、国際○○に、簡単にルール変更されてだめになってしまう。

    上司は、部下の建設的な意見を却下する権利はないが、部下が単にバカで建設的な意見を言っていない場合も多々あるので、鵜呑みにし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月10日

    当たり前の疑問を発見し、当たり前に答えている
    おもしろい
    固定概念にとらわれた思考を解放してくれるあ

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    Posted by ブクログ 2011年11月15日

    今回はサラリーマンにとってキャッチーなテーマを取っ掛かりにして、結局はまた日本社会論まで突っ込んでいます。
    著者の小説は過去に何冊か読んだことあるのですが、評論となるとあの語り口調が気になってしまい、いいことを言ってるんだけど…と敬遠してました。本書を読んでみると、往年の癖ある口調は後退したものの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月08日

    内容はお題の通り上司が思いつきでものをいう理由について、日本の体制やはてまて聖徳太子の時代にまでサカノボリ、(いくぶんくどい展開や表現があるが)懇切丁寧に説明したもの。どうやら、部下が建設的な提案をした場合でも現場を離れている上司は
    (1)現場がよく見えないため、昔現場にいた頃に則して時代遅れの指...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月11日

    橋本治(1948~2019年)氏は、東大文学部国文科卒、イラストレーターを経て、小説家・評論家・随筆家となる。小林秀雄賞、柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞、野間文芸賞等を受賞。
    私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった新書で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月09日

    ずっと かかえていた
    もやもやしたものが
    あっ そうか!
    と コトンと胸に落ちる ことがある

    橋本治さんの
    著作を読んでいると
    その幸運に満たされる
    ことが よくある

    本書も その一冊です

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    Posted by ブクログ 2019年02月11日

    身近にいる「思いつきでものを言う人」を分析したいと思って買った本。
    本の内容からいってその人にはまったくあてはまらなかったが、働く職場のことを考えながら読むと、非常に面白かった。

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    Posted by ブクログ 2015年09月22日

    一章のみ読んだ。笑劇的だ。サラリーマン的にあるある満載。一体上司は俺に何を期待してるんだ!?と叫びそうになった経験がある方、必読です。

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    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    橋本治で感心するのは、オリジナリティだ。自分のアタマでひねりだした文章であって、偽物くささがない。
    作家は出版社の仕出し業者であるから、会社の意思決定を行う組織の動力学についてもわかる、というのは腑に落ちた。

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