天の血脈(1)
  • 完結

天の血脈(1)

660円 (税込)

3pt

時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田(うれしだ)教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮(あずみ・りょう)である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?

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  • 天の血脈(1)
    完結
    660円 (税込)
    時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田(うれしだ)教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮(あずみ・りょう)である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?
  • 天の血脈(2)
    完結
    660円 (税込)
    時は1903年、日露戦争開戦の半年前。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされる「好太王碑」の調査隊に、一高の学生・安積亮(あずみ・りょう)は参加していた。突然、調査隊は馬賊による襲撃を受けロシア兵に捕らわれたが、内田良平(うちだ・りょうへい)の手により脱出に成功。そのころ安積は夢を見る。神功(じんぐう)皇后の時代、自らの祖先の夢――。一方で安積は、満洲の地でハナという女性と出会い心通わせた。だが内田の策略により、ハナはさらわれてしまった――。
  • 天の血脈(3)
    完結
    660円 (税込)
    時は1904年、日露開戦の年。満洲から戻った安積亮(あずみ・りょう)が見たのは、戦勝祈願に沸く民衆のかたわら、非戦論を唱える内村鑑三(うちむら・かんぞう)と、その側に居た大杉栄(おおすぎ・さかえ)だった――。そして、安積が幼なじみの森谷翠(もりや・みどり)と祝言をあげる間にも、歴史は動いてゆく! 舞台は日露戦争の直中へ! 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の安彦良和が描く歴史ロマン!!
  • 天の血脈(4)
    完結
    660円 (税込)
    明治三十六年、満洲と朝鮮の国境付近に日本から「好太王碑」調査に訪れた安積亮(あずみ・りょう)は、ロシア兵に捕らわれたが脱出に成功。現地で出会い心を通わせたハナという女性と別れるも、親のはからいで諏訪大社の巫女・翠(みどり)と祝言をあげた。そして日露戦争が始まり一学生といえど国家の思惑に翻弄される中、安積は四世紀末・神功皇后の時代の夢を見る。確かに神功皇后の渡海はあったのだと。そして皇后の子の父親とは――。
  • 天の血脈(5)
    完結
    660円 (税込)
    明治三十六年、満洲へ「好太王碑」調査に訪れた安積亮(あずみ・りょう)は、帰国後に諏訪大社の巫女・翠(みどり)と祝言をあげた。日露戦争が始まり安積も国家の思惑に翻弄される中、安積は四世紀末・神功(じんぐう)皇后の時代の夢を見る。確かに神功皇后の渡海はあり、皇后の子の父親は海人族の若者だという夢。日露戦争終結後の明治三十九年、日本政府が朝鮮支配へと乗りだす中、天皇家に抗おうとする革命勢力の陰謀に、安積は巻き込まれてゆくのだった。
  • 天の血脈(6)
    完結
    660円 (税込)
    明治三十六年、満洲へ「好太王碑」調査に訪れた安積亮(あずみ・りょう)。日露戦争が始まり社会が揺れる中、安積は四世紀末・神功(じんぐう)皇后の時代の夢を見る。確かに神功皇后は朝鮮に渡っていたという夢。日露戦争終結後の明治三十九年、日本政府が朝鮮支配へと乗りだす中、天皇家に抗う革命勢力の陰謀に巻き込まれた安積は逮捕されてしまう。誤解は解け解放されるも、再び大陸へ渡った安積は、満鉄調査部の人間として歴史の証人となることを決意する!
  • 天の血脈(7)
    完結
    660円 (税込)
    明治三十六年、満洲へ「好太王碑」調査に訪れた安積亮(あずみ・りょう)。日露戦争が始まり社会が揺れる中、安積は四世紀末・神功皇后の時代の夢を見る。確かに神功皇后は朝鮮に渡っていたという夢。日露戦争終結後の明治三十九年、日本政府が朝鮮支配へと乗りだす中、再び大陸へ渡った安積は満鉄調査部の人間として、古代の日本と朝鮮王家の関わりを研究する。その頃、韓国市民の日本支配への不満は爆発していた。動乱の中、安積は生き残れるか!
  • 天の血脈(8)
    完結
    660円 (税込)
    明治三十六年、満洲へ「好太王碑」調査に訪れた安積亮。日露戦争が始まり社会が揺れる中、安積は四世紀末に神功皇后は朝鮮に渡っていたという夢を見る。日露戦争終結後に日本政府が朝鮮支配へと乗りだす中、安積は再び満洲で発掘調査をする。そこで古代日本と朝鮮の王家が繋がっていた証拠となる「七支刀」を発見した! 発見を表に出したくない追っ手から逃れて、安積は日本へ戻れるのか!? 安彦良和歴史ロマン、ここに完結!

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天の血脈(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    古代史と明治史を巧みに組み合わ

    2020年06月03日

    作者の得意な歴史物。特にこの作品は古代史と明治史を巧みに組み合わせしていて冒頭から惹きつける。
    途中で張作霖も出てきてうれしくなる。
    絵もしっかりしていて虹色のトロツキーと並ぶ満州もの歴史コミックの醍醐味を味わえる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月07日

    日露戦争開戦半年前。

    一高の学生安曇は満州の地にいた。
    古代の日朝関係を記したとされる『好太王碑』の研究の助手として。

    この研究が、国家間の策謀へと安曇を巻き込んでいく。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月23日

    近現代史の空白を追い続ける安彦先生のアタヌーンでの第一作は「好太王の碑」改竄にまつわる物語。あいかわらずのダイナミックな展開と難解な伏線。次巻では古代の皇后まで登場してしまうらしい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月29日

    「天馬の血族」は竹宮 惠子ですが、こっちは、「天の血族」です。

    古代と明治が、これから交わって行くみたいです。
    わりと、この人の歴史物って、ファンタジーやSFでもあっても、「不思議がない」感じで進んでいくので、どんな感じで交わるのかは、結構興味があります。

    夢オチ?

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月01日

    「虹色のトロツキー」、「王道の狗」に続く安彦良和の近現代史シリーズ。明治三十六年、第一高等学校の学生の安積亮は帝国大学との合同調査隊に加わって満州へ渡る。日露戦争開戦間近、青年はアジア激動の時代に呑み込まれて行く?!

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月11日

    マンションで読む。再読です。素直に面白い。多分、作家と相性がいいのでしょう。他の作品も読んでみたいと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月06日

    日露戦争前夜の中国東北部が舞台。広開土王碑とか出てくる。
    物語は、古代日本(神功皇后の時代)と交錯していく。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月23日

    安彦さんでしかも日露戦争ものということで思わず手にとってみた。
    まだ1巻ということで、まだまだどうなるかわからないけど、どうやら古代の話もからんでくるらしいので、どうなるのか楽しみ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年08月23日

    まずは「好太王碑文」が出てきたところなので、お話はまだまだこれからといったところ。伝奇色もちょっとあり、今後の展開が楽しみ。

    0
    ネタバレ購入済み

    微妙に史実と違う部分がある

    2023年01月04日

    作中にある好太王碑(広開土王碑)を日本人は改竄していない。何故なら日本人が調査する以前に中国が調査した拓墨が発見され、全く同じ碑文だったことが判明したから。つまり百済や新羅は日本が臣民としていた(日本に朝貢していた)。日本に残る七支刀もそれを証明する。しかも日本は朝鮮半島南部に任那という国家も有して...続きを読む

    0

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