キリスト教を棄てることは、武士を棄てることだった。桃山~江戸時代、4千人以上もの、世界に類を見ない大量の「殉教」から見えてくる、日本人の気質と死生観とは?

ジャンル
出版社
光文社
掲載誌・レーベル
光文社新書
電子版発売日
2014年07月04日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2014年07月21日

[辛酸か、法悦か]豊臣、徳川初期時代の上からの弾圧により、苦しみの中で殉教を遂げたと「教科書的」には説明されるキリシタンの殉教。そんな定式化した見方に異議を唱えつつ、日本人の死生観の一端を明らかにしようと試みた作品です。著者は、一次史料から丁寧に日本近世を浮かび上がらせることで評価が高い山本博文。
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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2013年12月29日

フォトリーディング。著者はノンクリ。なかなか良さそうな本。
高速リーディング後、高速を交えて熟読。

著者はカトリックの信仰とプロテスタントの信仰が違う事を全く述べていなかったので、ひょっとしたらクリスチャンをカトリックの色眼鏡で見ているのかもしれない。その意味で、江戸初期の殉教者たちの死骸を聖なる...続きを読む

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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2011年04月11日

[ 内容 ]
桃山時代から江戸時代初期にかけて、豊臣秀吉や徳川家康といった時の権力者によってキリスト教は弾圧を受け、四千人とも言われる大量の殉教者が出た。
これは世界に類を見ない特殊な出来事であるが、そもそもなぜ為政者たちは、キリスト教を厳しく弾圧しなければならなかったのか?
また、宣教師や日本人キ...続きを読む

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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2010年03月05日

 遠藤周作の『沈黙』を枕にして殉教を論じる。日本における殉教現象のすさまじさとその背景にある日本的な武士道精神に注目する。また、殉教=神の国への道=名誉なこと、という方程式がキリスト教信者の間に定着していたこと、これも宣教師を含めた激しい殉教を生み出した。
 そうした殉教の嵐とその後の衰退との間の落...続きを読む

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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2016年06月11日

遠藤周作の「沈黙」を読んで以来、気になる日本人の信仰について、ちゃんとした文献をもとに当時の日本人の心理を読みとこうとする本。武士道と通ずるものがあるし、殉教という言葉が持つ悲惨さとは全然違う喜びのなかでまさに昇天していく信仰の心理は理解できない。どちらかというと転び、転ばない人を嘲笑する心理の方が...続きを読む

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殉教~日本人は何を信仰したか~

Posted by ブクログ 2013年08月27日

キリシタンの見方が変わった。
今までは悲劇の人たちという印象だったが、そうではなかったのかもしれないということだ。
彼らにとって弾圧され拷問され、そして殉教することは悲劇ではなく喜びであった。
すべての殉教がそうであったとは思わないが、少なくとも私が思っているよりはそうであったのだろう。

信仰とは...続きを読む

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