20世紀に描かれた絵画は、それ以前の絵画が思いもしなかった無数の認識をその背景に持っている。「具象/抽象」「わかる/わからない」の二元論に別れを告げる新しい美術史。

ジャンル
出版社
光文社
掲載誌・レーベル
光文社新書
電子版発売日
2014年06月27日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2015年11月17日

 絵画鑑賞の醍醐味は、感覚的な「好き嫌い」にとどまらずその絵画を正しく「理解する」ことであり、人間関係同様相手を「わかる」ことで単なる「好き嫌い」以上のより深く分かちがたい関係を築けると著者はいう。
 本書の軸になっているのは抽象と具象の二元論だが、二次元と三次元、物語性とコンセプチュアルなど、絵画...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2006年07月21日

これはよかった。
20世紀絵画というものをどのように捉えるべきか、という指針(“まなざし”とでもいうのだろうか)のようなものを呈示してくれていて、しかもそれらが作品ごとに章立てされているので、非常に分かりやすく、自然な形でそれを受け取れた気がする。

私たちが絵画を見るときに感じる「わかる」/「わか...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2011年04月08日

[ 内容 ]
私たちは、ある絵画作品に出会い、そこに何が描かれているかを「再認」しえたとき、その絵を「わかる」という。
しかし、なぜそれほどまでに私たちは絵を「わかろう」とするのだろうか?
20世紀に描かれた絵画は、それ以前の絵画が思いもしなかった無数の認識をその背景に持っている。
そして、絵とは具...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2008年03月15日

いわゆる「わかる」写実的な絵画というのは近代の人間中心主義が成立したごく限られた時期と地域のものでしかない、という主張は説得力あり。

このレビューは参考になりましたか?

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2007年01月09日

記述の仕方が理論的というか仰々しいというか。でも、感覚だけで鑑賞した人の記述よりは得るものがある。というかものすごく勉強になる。
東欧の絵画は筆者もいうように衝撃的だった。必見。
新書としてはいい本と思われ。

このレビューは参考になりましたか?

20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~

Posted by ブクログ 2006年05月08日

序章 『モナリザ』も『黒に黒』もわからない?(わからないから嫌い?
新たな謎 ほか)
第1章 抽象絵画の成立と展開(平べったい裸婦―マネ『オランピア』
行く川の流れは絶えずして―モネ『陽を浴びる積み藁』 ほか)
間奏 “旧東独美術”の見えない壁
第2章 具象絵画の豊饒と屈折(風景の形而上学―ベックリ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?