講談・英語の歴史
作者名 :

1巻配信中

価格 600円 (税込)

今や世界の国際語。その英語も元々はゲルマンの一方言に過ぎなかった。ブリテン島に進出した後も、方言が多く統一感に欠け、スペリングと発音はバラバラで、言語としての完成からはほど遠い状態。しかも歴史的には、ヴァイキングの襲撃、フランス語の公的使用など、常に外国語の脅威にさらされてきた。このように言語としても未完成で、英国内における地位も不安定な英語が、いかに成り上がっていったのか。古英語・中英語・近代英語とは何か。時代を経るにつれ、いかに簡略化し文法が確立されていったか。地名や人名の歴史、その言葉のできた時代背景まで理解できる語源の魅力とは? 印刷技術の発達と標準英語の普及との関わり……。最後に、国語教育のための英語教育のすすめ、文法とボキャブラリーの重要性を強調するなど、これからの語学教育のあり方にも一石を投じる。1500年に及ぶその波乱万丈の歴史を英国史と絡めて解説。英語通・歴史通になる一冊。

ジャンル
出版社
PHP研究所
掲載誌・レーベル
PHP新書
ページ数
216ページ
電子版発売日
2014年06月06日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

講談・英語の歴史

Posted by ブクログ 2007年05月26日

英語の歴史が古いものから順に書かれ、
最後には日本の国語・英語教育にまで言及されている。
主に英語の語彙の歴史を振り返っている本だと言える。
古英語期にヴァイキングから三人称複数代名詞を含めた語彙を、
中英語期にフランス語からの大量の語彙を輸入し、
以後シェイクスピアを含めて現在の地位を築くまでの英...続きを読む

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講談・英語の歴史

Posted by ブクログ 2014年12月05日

著者の専門である英語史について、分かりやすく解説している本です。

古英語とドイツ語の近さや、中英語におけるフランス語からの語彙の流入、そして近代英語が整えられていくプロセスなど、英語史の一通りの流れを楽しんで知ることができました。

最終章には、著者の考える国語教育と英語教育のあるべき形について論...続きを読む

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講談・英語の歴史

Posted by ブクログ 2013年04月06日

読んでいる途中にふと気付いたが、本書の訳者はフランシス・フクヤマの『歴史の終わり』を翻訳した渡部昇一。新書ということもあってか文体はそこらへんのおじさんが好き勝手に話をしているかのようで愉快。ただ体系的な説明ではなく時系列になんとなく進んでいくので、純粋に読み物として読むべき。英語史として体系的に手...続きを読む

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講談・英語の歴史

Posted by ブクログ 2008年07月23日

英語史と言っても外面史(つまり英国史)の比重が高く、内面史としては語彙(借入語)がほとんどで、文法や音声、綴り字まで網羅的に扱ったものではない。(Great Vowel Shiftなど出てくることは出てくるが、あまりにサラッと説明が終わっている)英語史の総復習としてはやはり中尾俊夫の『英語の歴史』の...続きを読む

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