姉さんが私を拾ってくれたのは、二月の、わりと暖かい日だった─大学を辞め、憧れのミカド姉さんの喫茶店に住み込みで働くまりも。いつしか向かいのアパートの窓を覗く事が日課となった彼女が見つけた「窓の向こう側」の世界とは?芥川賞作家のデビュー作/第四二回文藝賞受賞作。書き下ろし短篇を併録。

ジャンル
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
電子版発売日
2014年05月30日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

窓の灯

Posted by ブクログ 2018年02月28日

解説も面白かった。
どちらも引き込まれてページが進んだのに、えっ、終わり?という最後でした。
あの人たちの世界に置いてきぼりにされた感じ…

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窓の灯

Posted by ブクログ 2018年01月05日

第42回文藝賞受賞作であり、青山七恵 デビュー作。

大学を辞め、「ミカド姉さん」というほとんど素性も知らぬ女性の喫茶店で働きながらお店の上の部屋で生活する私「まりも」。向かいの部屋の窓の中を覗くことが日課のまりも。やがて向かいの窓だけではなく夜の街をへ出て違う たくさんの窓を覗くようになる。
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窓の灯

Posted by ブクログ 2016年11月20日

いずれ新進気鋭の女性監督が映画にしそうな感じ。

前に読んで、内容はぼんやりだけど、これまた肌触りが良かったので読み返そう、と思った本。

そう、何か元気がなくなった時は、自分の中で気持ち良かったなぁ、体に悪い刺激を与えないだろうなぁという本を読み返して、元気になるのを待てばよいのだ。

そんなこと...続きを読む

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窓の灯

Posted by ブクログ 2012年12月31日

自分と現実世界との隔たりは、自分次第でどうにでも違って見えるんだなーと。
実際の距離は変わらないのに、近づいたと思って一喜。変化してないと気づいて一憂。

変わらないことを自分が勝手に歪めながら、生きているのか、私たち。

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窓の灯

Posted by ブクログ 2012年12月10日

短編二編で合計150頁、凄い手軽に読める文庫。
そんな非日常な話ではないから自分の近くで起きているとも感じられるし、主人公の世界の見方を参考に自分も少し周りの見方を変えてみようかなって思わせてくれる物語。

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窓の灯

Posted by ブクログ 2011年12月16日

ムーディー。アパートの二階が舞台だったり、鏡台があったり、実質は男性の泊まる場所だったり。ちょっと違うけどスワロウテイルを思い出した。

にしても、三角関係ものって、結論が気になってしまって我ながら一気に読んでしまう。

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窓の灯

Posted by ブクログ 2010年11月17日

どこにも居場所がない、気がする辛さ。
漂うように生きる姉さんの不思議さ。だからこその魅力。
人を傷つけるような言葉をぶつけたのに、傷ついてるのは自分で。
だけど、窓の外から見たら、「なーんだ」って小さく笑える。
人はまた笑えるようになるんだなぁ。

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窓の灯

Posted by ブクログ 2007年11月12日

ミカド姉さんの営む喫茶店で働く『まりも』ある日隣に越してきた若い男の窓を偶然に覗いたことをきっかけに覗き見が楽しみになっている。憧れの姉さんとその男達の中で、それとは一線を画した男性の出現をきっかけに微妙に変化する姉さんとの関係に戸惑い動揺する感情。他人の窓から覗き見たそれぞれの人生のかけら達がしん...続きを読む

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窓の灯

Posted by ブクログ 2016年05月10日

窓の灯…評価はこの作品。安アパートで壊れていく女。隣近所を巻き込みながら何かが崩れていく。詩的で空想的なのに冷たい鋭さもある。
ムラサキさんのパリ…ムラサキさんにいったい何があったのか。娘さんが絡んでいるようだけど気になる。

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窓の灯

Posted by ブクログ 2016年02月27日

青山七恵さんは、確か同じ大学だから親近感。ということで、読んでみました。
「日常」っぽいことを、「非日常的」に、面白く書くのってすごい。

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