ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。「千一夜物語」、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン「人魚姫」、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。(講談社選書メチエ)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社選書メチエ
ページ数
256ページ
電子版発売日
2014年05月23日
紙の本の発売
2014年04月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

見えない世界の物語 超越性とファンタジー

Posted by ブクログ 2016年09月28日

ファンタジー、得に児童文学を宗教学の視点から読み解こう
という著作。その視点は興味深いし、読んで損の無い本では
あるのだが、何となくファンタジーすべてをその観点で語ら
れてはかなわないと思うのは、ヒロイック・ファンタジー
好きな私のひがみだろうか(苦笑)。名付けるということは
かくも危ういものだと何...続きを読む

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見えない世界の物語 超越性とファンタジー

Posted by ブクログ 2016年03月28日

現実とは異なる別世界を描く空想的な物語(=ファンタジー)を、宗教学と児童文学という視座から読み解こうとする一冊。
空想物語を中心に児童文学の歴史を追い、死と超自然的な異世界との関連を見ていこうとしていている。
神話や伝説、アラビアン・ナイト、近世フランスの妖精物語、ペローやグリムの物語集、アンデルセ...続きを読む

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見えない世界の物語 超越性とファンタジー

Posted by ブクログ 2014年07月07日

児童文学と宗教の関係性について、古今東西、童話や神話、昔話から昨今のファンタジーまで様々に取り上げ分析を試みた本書。

児童文学という子供を読者と想定した分野は近代頃が始まりなのだそうだ。当時、乳幼児の死亡率が高かったことから、子供と死というのが強い結びつきを持って受け止められており、死生観が色濃く...続きを読む

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