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Posted by ブクログ 2016年03月22日
色々なものを下敷きに書かれているので、ちゃんとした方であれば小松左京を読み、ダンテを読み、日本SF的な素養を身につけた上で読むのでしょうが、山下卓さんがTwitterでつぶやいていたのを見て何も考えずに読みました。。
読み進むにつれて難解度は増していくのですが、どういう訳か同時に文章に引き込まれて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月13日
小松左京と東日本大震災を絡めた作品集。小松左京と言えば、日本沈没と大震災’95ということで、東日本大震災と関係付けるのには必然性がある。
とにかく作者の小松左京愛に圧倒されました。特に「ミッシェル」の代表3作同時新解釈には口あんぐり。難を言えば真面目すぎるところか。もう少し矛盾があっても良かった気が...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月06日
小松左京への大いなるリスペクトとオマージュは最後のエッセイにこそ熱く語られてはいるが、さて肝心の本編はというと、むしろイーガンの『万物理論』を模したようで、イーガン同様どうにも読みづらかった。
第一短編「新生」にはイントロダクションとしての妙味や謎がふんだんに描かれ、続く「Wonderful Wor...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月07日
読み進めるにつれ、小松左京へのオマージュが濃くなっていく。作者がSF作家クラブの会長に就任したあたりから、作品の文系SFへの傾倒が目立っていたが、本書はその到達点であるように思える。小説を一冊仕上れば、テーマとして取り上げた事象の啓蒙書が一冊書けるはずという作者の持論でいけば、あとがきにも触れられて...続きを読む
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