江戸・吉原に生まれ、黄表紙や浮世絵などの版元として次々とヒットを飛ばした蔦屋重三郎。喜多川歌麿、東洲斎写楽、十返舎一九らを売り出し、アイディアと人脈で江戸の出版界に旋風を巻き起こした異色のプロデューサーの生きざまを描く!

ジャンル
出版社
学研
ページ数
352ページ
電子版発売日
2014年04月11日
紙の本の発売
2014年03月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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蔦屋

Posted by ブクログ 2018年11月15日

蔦屋の名前の由来ともなっている、蔦屋重三郎の人生を、丸屋小兵衛という第三者の目で語ったている。
彼の考えを肌で感じられるような、ぐいぐい読ませる文章です。
最後の盛り上がりが(# ̄З ̄)ひとつほしかったけど、現状でも十分に、★5です。
普段時代物は読みませんが、お店のおすすめで気になって手に取りまし...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2017年07月26日

歌麿の「画本虫えらみ」を、たまたま電子書籍で見つけたときは衝撃でした。虫だけでなく、草花や野菜が精緻にいきいきと描かれていて、歌麿の観察眼と写実性に驚きました。ツユクサのおしべまで描いてるし(しかも,これ版画なんだよね)。奥付けは彼の蔦重!という訳で、作中にこの本が出版(板)される経緯が出てきたとき...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2017年03月18日

日本橋の本屋主人、小兵衛と吉原の本屋主人、重三郎による「本屋改革」の話。
蔦重の読めない言動に翻弄されつつ、時には本屋としての情熱を真っ直ぐに表現する小兵衛のやり取りとそれを取り巻く歌麿、京伝をはじめとする江戸を席巻した絵師達のやり取りが面白かった。
ストーリーに引き込まれるうちに、松平定信の治世に...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2016年04月29日

江戸時代のプロデューサーとして知られる蔦屋重三郎のお話。
勤務先企業の展開する店舗の屋号としてもゆかりのある人物。
本を売ると言うこと、商いとして沢山売る事が目的でありそうだが、その本質にあるものをうまくストーリーとして仕立てられています。
登場人物も最初は誰?と思ってた人たちが当時の著名な作家だっ...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2015年06月29日

蔦屋重三郎と云えば、浮世絵を世に広めた版元ということしか知らないのが一般的だと思う。この小説はその蔦屋重三郎の生涯を、知らず知らずのうちに彼から本を売る商売の相棒として抜擢された丸屋小兵衛の目を通して描かれている。吉原出身の重三郎と喜多川歌麿とのかかわりや、当時のお上に抑圧されてもへこたれない破天荒...続きを読む

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蔦屋

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年09月07日

一度は倒産して、蔦谷重三郎に拾われた日本橋の本屋の元主人の視点から見た蔦谷重三郎の話。

「世の中には色んな人がいます。時代の流れに器用に乗れる人もいます。でもその反面、自分の生き方を自分では変えられない人もいます。偏狭な枠組みの中でしか生きられない人っていうのは沢山いる。それを、あたしァ吉原で知り...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2014年05月19日

★4~4.5だが、二十代という今後の歴史小説を背負って立つであろう才能に感謝の意味を込めて。やはりどんな時代でも才ある若者は出てくるなぁ。
さて本作の感想ですが、確かに筋などに粗い部分はあります。でもそれらを補って余るほどのキャラクターの際立ち方など魅力があり、ぐいぐい読ませてくれる。
特に終盤の写...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2018年08月09日

これは拾いものだった。
蔦重は、ずっと気になっていた人物。
脇役では、顔を出すこともあったけれど、彼を主人公にしている作品は初めて。
とても面白かった。
歴史小説とまでは言えないけれど、ただの時代物とも違う。
日本の出版文化の黎明期。
だからこそ、そこにかける人々の思いは熱いし、出版の持つ純粋な力を...続きを読む

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蔦屋

Posted by ブクログ 2018年05月30日

江戸って本当に情熱的で、人間的!

この時代の本屋さんが頑張ってくれたから、今の本屋さんがあるんだなぁ。と、しみじみでした。
実際にいた人物だから、余計に心に残った。

小兵衛さん、みんなのお父さんみたいで、素敵な存在でした!

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蔦屋

Posted by ブクログ 2015年07月14日

大田南畝や山東京伝、歌麿に写楽といった面々の仕事をとりまとめたプロデューサー蔦屋重三郎を、相棒となった本屋商売の先輩・丸屋小兵衛から眺めた姿で描き出す。狙いが当たって賑やかな前半が、寛政の改革で鬱屈したものとなり、それとともに小兵衛は自らの来し方を振り返る。人が残すものは何なのか。自分は何を残せるの...続きを読む

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